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ウサギどんとタール人形
なんだかんだで浦島シリーズは終わったっぽいです。
むかーしむかし(とは(以下略))あるところに、キツネとウサギが住んでいました。キツネはいつもウサギにからかわれていたので、今日こそは復讐してやろうと道端にタールの人形を置きました。
暫くするとウサギがやってきて、タール人形に話しかけました。
「おはよう、今日はいい天気だね」
しかしもちろん、人形は何も答えません。
「返事をしたらどうなんだ」
ウサギは怒って、人形を殴りつけました。その途端、手がタールにからめとられて人形にくっつきました。
「おいっお前」
反対の手で殴ったり、蹴ったりしましたが、どれも人形にからめとられてしまいます。
それを草むらで見ていたキツネが出てきて、大威張りで言いました。
「ふん、ざまあみろ。いつもおいらをバカにしやがって。さて、これから丸焼きにでもしてやるかな」
「キツネ君、丸焼きにしてもいいから、茨の茂みにだけは投げ込まないで」
「だからそんなことしねぇっつッてんだろ。お前は丸焼きにするんだよ」
キツネは言うなり、ウサギを火の中に投げ込みました。
結論:かんたんなごまかしが通じる相手とは限らない。それをよく見極めてからひっかけるべきである。
そもそも、これの原作知ってる人は何人いるんでしょうね。




