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金太郎 Ⅰ
むかーしむかし(とは(以下略))ある山に、金太郎という男の子が住んでいました。
金太郎はとても力が強く、毎日山の動物たちを相手に相撲を取っていました。金太郎は、鹿も猪も投げ飛ばしました。
今日の相手は、山の動物の中で一番凶暴な熊です。
「はっけようい」
行司の猿が言いました。
「のこった!」
金太郎は、果敢に熊に突撃しました。
が、熊に勝てるはずもなく、一飲みにされました。
結論:勝てぬ相手には虚勢を張らず、潔く負けを認めたほうが賢明である。
いくら金太郎でも、勝てない動物はいるんですね。




