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第8話 迷宮の罠

蓮と翔は隠し通路をさらに進み、屋敷の奥深くへと足を踏み入れた。床や壁に仕掛けられた古の罠を注意深く避けながら、二人は静かに歩みを進める。


通路の先に微かに光が差し込み、古びた扉が現れた。蓮は慎重に扉を開けると、そこには複雑に入り組んだ小部屋の連続が待ち受けていた。壁には古い絵画や符号が描かれ、過去の因習の痕跡が色濃く残る。


突然、床の一部が沈み込み、細い針状の罠が現れる。翔は風翔脚で瞬時に回避し、蓮も影斬りを使いながら罠を無力化する。だが、通路全体が罠と異形の気配に覆われ、気を抜くことは許されない。


蓮は絵画に描かれた符号を読み取り、次に進むべき安全な通路を判断する。壁の影が微かに揺れ、異形が潜む気配を感じる。二人は息を潜め、影縛りと連携した動きで先へと進む。


通路の奥に到達すると、隠された小部屋の扉が現れ、そこには古文書と巻物が置かれていた。古文書には、屋敷の因習の詳細や、黒幕・深淵の影の影響範囲が記されており、今後の戦いへの重要な手掛かりとなる。


蓮は巻物を手に取り、深く息をつく。「ここからが本当の試練だ…」翔も頷き、二人は互いに視線を交わして次の迷宮へと足を踏み入れた。闇に潜む気配は消えず、屋敷全体が二人を試すかのように静かに息を潜めている。

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