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第22話 見えざる結界
蓮と翔は闇の足音を背に、屋敷の奥深くへと進む。通路の奥に微かな光が差し込み、古文書と巻物の符号が示す次の目的地が見えてきた。しかし、空気は重く、屋敷全体に見えざる結界が張り巡らされていることを感じさせる。
「結界か…」蓮は呟き、翔も頷く。二人は影縛りと風翔脚を駆使し、結界の影響を最小限に抑えながら慎重に進む。壁や床に仕掛けられた古の罠が結界と共鳴し、微かな振動や音で二人を試している。
通路の奥、結界の中心部に差し掛かると、異形の影が立ち上がり、二人を襲う。蓮は影斬りで応戦し、翔は風翔脚で壁や天井を駆けながら攻撃をかわす。異形は透明な影となり、攻撃の方向を予測させない。
蓮は巻物を手に取り、結界の符号を解析する。古文書と照らし合わせると、結界の解除方法が徐々に見えてくる。翔も符号の情報を確認しつつ、異形の動きを牽制する。
戦闘がひと段落すると、二人は深呼吸し、互いに視線を交わす。「結界…これを突破すれば屋敷の核心に近づける」蓮は決意を新たにし、翔も静かに頷く。二人は互いの信頼を胸に、見えざる結界を越えるための準備を整え、次の試練へと歩を進めた。
屋敷の闇は依然として消えず、見えざる結界と影の気配が二人を試すかのように静かに待ち構えていた。




