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第21話 闇の足音
古の儀式の痕跡を確認した蓮と翔は、屋敷のさらに奥へ進む。通路は狭く、壁や床には微かな振動が伝わり、異形の存在を知らせている。二人は息を潜め、影縛りと風翔脚で周囲を警戒しながら進む。
「足音が…聞こえる」翔は小声で囁く。蓮も耳を澄ませると、背後から微かに不自然な振動と闇の足音が響く。見えざる敵が再び二人を追っていることを悟り、二人は警戒を強める。
通路の角を曲がると、闇の中から異形の影が飛び出してくる。蓮は影斬りで応戦し、翔は風翔脚で壁や天井を駆け回りながら回避する。異形は触手のような影で二人を捕えようとするが、連携した動きで攻撃を封じる。
蓮は巻物を取り出し、古文書と符号を照合して次の安全なルートを特定する。翔も周囲を監視し、異形の気配を見逃さない。屋敷全体が二人の動きを試すかのように静まり返り、緊張感が張り詰める。
戦闘が落ち着くと、二人は互いに視線を交わす。「闇の足音…これからが本当の核心だ」蓮は決意を新たにし、翔も頷く。二人は互いの信頼を胸に、屋敷の奥深くへと歩を進めた。
闇の迷宮はまだ終わらず、足音と影の気配が二人を試すかのように静かに迫っている。蓮と翔は、未知なる試練に向かって慎重かつ果敢に進み続けた。




