第20話 古の儀式
影の迷路を抜け、蓮と翔は屋敷のさらに奥にある広間へとたどり着いた。そこは古の儀式が行われていた痕跡が残る場所で、床には奇妙な紋様が描かれ、壁には古びた絵画と巻物が並んでいる。
「ここが…儀式の中心か」蓮は小声で呟き、翔も静かに頷く。影縛りを駆使しながら周囲の警戒を強め、二人は広間を慎重に進む。微かに漂う異形の気配に背筋がぞくりとする。
突然、床下や壁の影から異形が現れ、二人に襲いかかる。蓮は影斬りを放ち、翔は風翔脚で移動しながら攻撃をかわす。異形は触手のような影で二人を絡め取ろうとするが、連携した動きで封じ込める。
蓮は巻物を取り出し、古文書と符号を照合しながら儀式の内容を解析する。巻物には、屋敷内の隠し部屋や異形の出現パターン、そして黒幕「深淵の影」に関する手掛かりが書かれていた。翔も符号を確認し、次の行動を決める。
戦闘の最中、異形がさらに増え、広間全体を覆おうとする。蓮は影縛りと影斬りを連続で使い、翔も風翔脚で空中から攻撃を加えながら異形の動きを封じる。二人の連携は完璧で、徐々に異形を排除していく。
戦いが落ち着くと、蓮は深呼吸をし、翔に囁く。「儀式の痕跡…これで次に進む道が見えてきた」翔も頷き、二人は互いに信頼を確認しながら、屋敷の核心部へ向けて歩を進めた。古の儀式が示す謎は、まだ完全には解き明かされていない。




