第15話 隠し通路の先
蓮と翔は古文書と巻物の暗号を頼りに、屋敷の奥へと続く隠し通路に足を踏み入れた。通路は狭く、壁や床には古の仕掛けや罠が巧妙に仕込まれている。微かな振動や空気の動きに注意を払いながら、二人は静かに進む。
通路の奥から、冷たい影の気配が漂い始める。蓮は影斬りを構え、翔は風翔脚で天井や壁を駆け回り、異形の攻撃に備える。屋敷全体がまるで生きているかのように二人を試すような緊張感が走る。
「この通路…ただの道じゃない」蓮は小声で呟く。巻物に記された符号と古文書の情報を照合すると、通路の壁や床に隠された仕掛けのパターンが見えてくる。二人は慎重に踏み分け、影縛りで異形の動きを封じながら進む。
やがて通路の先に小さな広間が現れた。広間には古文書や巻物、過去の儀式に使われた道具が散らばっており、屋敷の因習の核心に触れる手掛かりが眠っている。蓮は巻物を手に取り、符号と暗号を解析する。
しかし、広間の影が突然動き、異形が襲いかかる。蓮は影斬りで応戦し、翔は風翔脚で素早く移動しながら攻撃をかわす。連携した動きで異形を封じつつ、巻物の情報を活かして次の安全なルートを特定する。
戦いが一段落すると、蓮は深呼吸し、翔と視線を交わす。「ここからが本当の核心だ」翔も頷き、二人は互いに信頼を確認し合いながら、闇の奥へと歩を進めた。屋敷の迷宮はまだ終わらず、次なる試練が二人を待ち受けている。




