第14話 屋敷の罠
蓮と翔は、古文書と巻物の情報を頼りに屋敷の奥深くへ進む。通路は入り組み、壁や床には古の罠が隠されていた。踏み外せば一瞬で命を脅かすような仕掛けがそこかしこにあり、二人は慎重に足を運ぶ。
突然、床の一部が沈み込み、針状の罠が突き出す。翔は風翔脚で素早く移動し、蓮も影斬りで周囲の罠を無力化する。屋敷全体が二人を試すかのように、罠と異形の気配で緊張感を高める。
「この屋敷…ただの建物じゃない」蓮は小声で呟き、翔も頷く。壁に掛かる絵画の中で微かに光る符号が、次に進むべき安全な通路を示していることに気づく。二人はそれを頼りに慎重に進む。
通路の先には、小さな広間が現れた。広間には古文書や巻物、さらに過去の儀式で使用された道具が散らばっている。蓮は巻物を手に取り、符号と暗号を照合して屋敷の隠し通路や次の手掛かりを特定する。
その瞬間、壁や床下から異形の影が立ち上がり、二人を襲う。蓮は影斬りで応戦し、翔は風翔脚で異形の攻撃をかわす。連携した動きで異形を封じ、広間の安全を確保しながら、巻物の情報を活用して進む道を見極める。
戦闘が落ち着くと、蓮は深呼吸し、翔と視線を交わす。「屋敷の罠と異形…これが本当の試練だ」翔も頷き、二人は互いに信頼を胸に、次の隠し部屋へと歩みを進める。屋敷の迷宮は、まだ二人を試すかのように息を潜めていた。




