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第12話 古文書の謎

隠し部屋を抜け、蓮と翔は広間に戻ると、床に散らばる古文書の束を見つけた。埃に覆われた紙の香りが漂い、時代の重みを感じさせる。蓮は慎重に一冊を手に取り、文字を追い始める。


古文書には屋敷の過去の因習や儀式、そして異形の出現に関する記録が細かく記されていた。さらに、屋敷内部の隠し部屋や通路、仕掛けられた罠の情報も符号化されており、解析には高度な洞察が必要だった。翔も隣で符号の解析を手伝い、二人は呼吸を合わせながら慎重に読み解く。


「この符号…隠し通路の位置を示している」蓮は小声で呟き、巻物と古文書の情報を照合する。壁の影が微かに揺れ、異形の気配が静かに二人を取り巻く。蓮は影斬りを構え、翔は風翔脚で周囲を警戒しながら探索を続ける。


古文書の中には、過去の因習に関わった人物の名前や、黒幕「深淵の影」の影響範囲、異形の特徴が詳細に記されていた。これを読み解くことで、二人は屋敷の謎を解く手掛かりを得られる。しかし、情報は断片的で、さらなる探索と戦闘が不可欠だ。


解析を進める中、壁の影が突然動き出し、異形が襲いかかる。蓮は瞬時に影斬りで迎撃し、翔は風翔脚で壁を蹴りながら攻撃を回避。連携した動きで異形を封じつつ、古文書の情報を活用して次の安全なルートを見極める。


戦いが落ち着くと、蓮は巻物を手に取り、深呼吸する。「これで次に進む道が見えてきた」翔も静かに頷き、二人は互いに信頼を確認し合う。屋敷の闇は依然として消えず、古文書の謎が示す次の試練に、二人は覚悟を決めて進んでいった。

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