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第10話 闇の気配

巻物が示す隠し部屋を目指し、蓮と翔は迷宮の奥を進む。床や壁には古の罠が張り巡らされ、微かな振動や音にも敏感に反応しなければならない。影縛りを駆使し、影の気配を封じながら慎重に歩みを進める。


通路の奥に差し掛かると、壁の奥で微かに息づく闇の気配を感じる。蓮は影斬りを構え、翔は風翔脚で天井に飛び上がり警戒する。闇の奥から、まるで屋敷そのものが生きているかのようなざわめきが聞こえ、二人の心拍が早まる。


「この屋敷…何かが待っている」蓮は小声で呟き、翔も黙って頷く。闇の中、古い絵画の人物の視線が動き、床下の影が生き物のように蠢く。異形の存在が潜み、二人を試すようにじっと待ち構えているのだ。


蓮は巻物に記された暗号を再確認し、次の安全な進行ルートを判断する。翔も壁や天井に注意を払い、異形の攻撃に備えながら二人で連携して進む。屋敷全体が、二人の動きを観察するかのように静寂に包まれる。


突然、闇の奥から異形が飛び出し、襲いかかる。蓮は影斬りを放ち、翔は風翔脚で移動しつつ、異形の動きを封じる。連携した動きで攻撃をかわし、巻物を守りながら進む。影の気配は消えず、屋敷全体の重みを二人に感じさせる。


蓮は深呼吸し、翔に囁く。「これが…屋敷の本当の力かもしれない」翔も頷き、二人は互いに信頼を確認し合い、闇に潜む気配と戦いながらさらに奥へと進む。屋敷の迷宮はまだ終わらず、未知の試練が二人を待ち構えていた。

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