表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親子という名の繋がり  作者: yukko
今井夫婦の場合
21/88

辰井病院での血液検査

正澄を連れて辰井病院で血液検査をすることになりました。

正澄に再度の血液検査のことを正尚と春子は伝えました。


「まぁくん、今度ね。

 辰井病院って所でお父さん、お母さんと一緒に検査を受けるんだよ。」

「検査?」

「そう、前に…… 小学校に入る前に血を取ったよね。」

「うん。」

「もう一度、注射をして血を取るんだよ。」

「ええ―――っ。」

「嫌かな?」

「嫌―――っ。」

「どうして?」

「痛いもん。」

「でもね、しないといけないんだよ。」

「どうして?」

「前の検査が間違っていたかもしれないんだ。

 だからね。もう一度するんだ。」

「しなきゃ駄目?」

「うん。しなきゃ駄目なんだよ。」

「嫌だなぁ~。」

「まぁくん、強い子じゃないのかな?

 強い小学校のお兄ちゃん……だよね。

 お父さんはそう思ってるよ。」

「……うん。分かった。する。」

「偉い! 流石はまぁくん!」

「えへへ……。」


正澄は祖父母からも再度血液検査を受けることを褒められました。


「まぁくん、本当に偉いぞ!」

「本当に…… 偉いわ~ まぁくん。」

「えへへ……。」



血液検査を受けるために夫婦は正澄を連れて辰井病院へ行きました。

正澄は大人しく血液検査を受けられました。

怖いのか……注射器を見ることは出来ませんでしたが、ジッと我慢して「痛い!」とは言いませんでした。

そんな正澄を見ていると、どんなに可愛いか……。

自分たち夫婦の子ではないという結果は悲しい、望まない結果です。

この検査の結果が可愛い息子との別れにしたくないと正尚は思いました。

その隣で不安で押しつぶされそうな妻が居ました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ