合意
後日ウィルカーソン大統領から返事が来た。
「で、何だって?」
「米国への完全支援を約束に5人の隊員をGLZI (時空研)に隊員を派遣出来る様になった。」
「完全支援ってよ、米国追従のゼアーと同じではないですか?戦争していないだけでじゃないですか。」
「仕方無いだろ?GLZI(時空研)には隊員を派遣したいからな。」
「で、飲むんですかその条件?」
「どこかで妥協しない訳にはいかないし、ウィルカーソン大統領の気が変わらない内に決める事にした。」
「そうですか。海野一佐の事です。ディスでも信じています。」
「カイドウ三佐、ホワイトハウスへ急ぐぞ!」
「御意。」
「センドウ三佐、きりざめクルーから5人ピックアップしておいてくれ。」
「GLZI(時空研)に送るメンバーですか?」
「ああ。急ぎで頼む。」
「了解しました。やっておきます。」
「トリタニ三曹はセンドウ三佐の補佐をしてやってくれ。」
「おおせのままに。」
「なぁ、カイドウ三佐はこのディール(取り引き)どう思う?」
「んー、何て言うかGLZIで何を調べるんですか?」
「ゼアーへの手がかりだよ。」
「そんなもの見つかるんですか?」
「こちらとしては米軍には貸し借り無しでやっていきたい。GLZIなど、そもそも米国の機密機関。そこに日本人を5人も入れてやろうと言うのだ。向こうも本気だし、こちらとしても誠意を見せねばならぬ。」
「このチャンスを逃す訳には行かないんですね?」
「そう言う事だ。」
「キャプテン海野は話の分かる男だ。では合意と言う事でよろしいですね?」
「はい。ではGLZI(時空研)に此方の隊員を5名入れさせて貰います。」
「ああ。後はトミー研究室長よろしく。」
「話はうかがっております。キャプテン海野よろしく。」
「メンバーは決まっているのかな?」
「はい。大至急此方に来るように呼び寄せています。」
「高度な英語力が必要だが?その点はどうかね?」
「はい。その点はクリアしています。実際入所して問題があるメンバーは交代させていただきます。」
「分かった。ここで得た事は他言無用で頼む。」
「キャプテン海野、そう言う事だ。ではこちらの文書にサインを。」
「はい。」
「ではこれで、日本と米国は同盟国だ。」
(これで良かったんだよな?)
「海野一佐、もう後には戻れませんよ?」
「ああ。分かってる。」
「センドウ三佐、君がプロジェクトリーダーだ。」
「え、マジすか?」
「センドウ三佐、セイノ一尉、ヤマダ曹長、ヤノ二曹、ヒリュウ士長の5名は揃い次第GLZIの傘下に入ってくれ。」




