目指せ!ホワイトハウス
そしてトリタニ、センドウ、カイドウ、海野の4人の日本国大使は、決戦の朝を向かえた。
「おい、センドウ?てめぇ飯食ってる時間なんかあんのかよ?」
「うるせいな。俺は貴様と違って要領が良いんだよ。だから俺のbreakfastを邪魔するな。」
「カイドウ三佐、何はどうあれ腹が減っては戦は出来ないからな。お前も朝飯を食え。」
「そうですよ、カイドウ三佐。昨日からろくに寝れて無くて覚醒状態に入っているんですから。なだめてあげて下さい。」
「おお、神よ。優秀な部下がいる事を感謝します。」
「へっ、気持ち悪。キリシタンかテメェは?」
「おお、神よ。このどうしようもない同僚が改心する事を祈ります。」
「センドウ三佐も察してやれ。カイドウ三佐には今日のロナルド・ウィルカーソン大統領との会談で交渉人と言う大役を任せたんだ。キリシタンだろうが何だろうが、政教分離だ。そんなに代わりたいなら代えてやっても良いが?」
「それは困ります。悔しいですがカイドウ三佐の英語力無しでは交渉は不可能です。」
「だったらセンドウ三佐もカイドウ三佐もお互いにいがみ合うな。」
「海野一佐、チェックアウトの時間です。」
「カイドウ頼むぞ!」
「ああ、神よ。寛大なる上司がいる事を感謝します。」
「センドウ三佐急ぎましょう。」
「大役なんだから丁重に扱わないとだな。」
「祈りは充分か、センドウ三佐?」
「なんか眠くなって来た。」
「!!?」
「カイドウ寝るな!絶対寝るな!気に食わん奴だが貴様の能力の高さは買ってる。」
「その言葉録音しておきましょう。」
「いいから急げ。会談は一時間後だ。とりあえず、チェックアウトしよう。」
「トリタニ三曹、チェックアウトの手続きは?」
「済んでます。」
「何をもめてんだ?うちのバカ共は?トリタニ三曹どうなっているんだ?」
「カイドウ三佐が寝そうで、センドウ三佐が必死で起こしてます。」
「ったくこんな時に…。」
「いくらホワイトハウスに近くても、カイドウ三佐に寝られちゃ困る。」
「やっと来たぞ!って髪の毛ボサボサじゃねーか?カイドウ三佐?」
「すみません。三秒で整えますので。ハイ、ピタッ、ポン。」
「随分手慣れているな?常習犯か?」
「大丈夫かカイドウ三佐?」
「ハイ、今はカンカイ状態です。」
「じゃあ行くぞ!ホワイトハウスへいざ。」
日本くんだりから、ゼアーへの道を拓く為、やって来た海野ら4人。トラブルは色々あったが、米国大統領ロナルド・ウィルカーソンにどうにか謁見出来そうだ。
「Mr.海野?」
「yes。」
「after2ミニッツ。」
「後、2分だとよ‼」
海野の日本語がやけに大きくホワイトハウスのロビーに響いた。




