GOサイン
10日後てんりゅうはNYに到着した。
「ここからはてんりゅう副長の城島少佐と9名のてんりゅう隊員が同行します。」
「城島少佐よろしくお願いします。」
「おう。任せなセンドウ三佐。」
「では行くか。」
と、城島少佐はおもむろに89式小銃を取り出した。
「まずいですよ。こんな都会で。」
「お車のご用意が出来ました。」
「場所はセンドウ三佐が案内します。」
「ここからは時間との戦いだから急ぐぞ。」
二時間後。
「ここがGLZIか。思ってたより小さいな。こんな所にアトムがあるのか?」
「城島少佐、てはず通りてんりゅう隊5名は後方支援を、残る5名はセンドウ隊の後方支援をよろしくお願いいたします。」
「了解。」
「制圧に時間はかけられん。20分でケリをつけるぞ。発砲許可は海野一佐より発令されている。目標は地下二階時空転移装置アトム。」
「行くぞ。」
「GO、GO、GO、GO!」
「クリア!」
「何者だ?」
ドウーン!
「うわっ!」
「構うな階段で行け。」
「お主らは?」
「お前こそ誰だよ?」
「GLZI最高顧問ランディー・トラウトGMだ。」
「そんな格好で何しに来た?センドウ三佐?」
「アトムは何処だ?」
「さぁーな。」
バーン‼
「今度は本気で狙いますよ?」
「アトムはここにはない。」
「何?」
「こんな事に成ろうかと思い東京に移転させた。残念だったな。」
「それは本当か?」
「センドウ三佐もアトムを使った時空テロをしたいのか?」
「馬鹿野郎!アトムを破壊しゼアーに戻るんだ。」
「例え戻れたとしても、ゼアーの時計も20年進んでいるぞ?」
「全部元に戻れとは言わない。だがディスの世界で時空テロを繰り返すのは、もうやめろ!」
「と言われてもな。時空転移は合衆国大統領令第109号により保証される正当な権利だ。」
「相変わらず勝手な野郎どもだ。やっちまえ。」
ババババババーン。
「私を殺してただで済むと思うなよ。グフッ。」
「知るか、おととい来やがれ。」
「アトムは東京晴海に停泊中の米国海軍フリゲート艦トラファルガーに搭載されている。ここは俺に任せて、みんなは車の所へ。」
「私も残ります。」
「ヤマダ曹長?」
「城島少佐、ここは二人に任せて脱出を!」
「センドウ三佐、ヤマダ曹長危険だぞ?」
「ここはアトムがなくても、重要資料の宝庫。爆破して欲しいと背中のニトロが疼いてるが、現場保存をしてからだな。」
「来るところまで来ちゃいましたね、センドウ三佐?もう後戻りは出来ませんよ?」
「構わん。さっさと始めてここは爆破するぞ!」
「了解。」




