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幕末自衛隊NEO~the end of EDO to self defense force~  作者: 佐久間五十六


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最悪の時空犯罪用兵器アトム

 「海野一佐、もう一度ワシントンに行かせて貰えませんか?」

 「まだGLZIのメンバーが残っているかもしれないぞ?」

 「危険は承知の上です。しかしアトムの暴走だけは絶対に避けなければなりません。」

 「詳しく聞いてなかったけど、アトムって何?」

 「オートマティック・タイム・マシーン通称(アトム)ATM。自動時空転移マシーンの事です。アトムは固定式なので持ち逃げは不可能です。そのアトムの技術を応用したのが移動式アトム通称ミラージュ・アトムであります。大和や武蔵をTSPさせた簡易式の時空転移装置です。果たして、大和と武蔵がゼアーに戻れたのかは定かではありませんが、GLZI(時空研)は、アトムやミラージュ・アトムを使ってディスとゼアーの歴史を正常ならざるもの。つまり自分達に都合の良い世界に変える為に、アトムを使用し時空犯罪を行って来ました。きりざめのTSPについては想定外だった様でディスの世界で起きた罪をGLZIは全てきりざめクルーに擦り付け様としています。」

 「で?俺達は何をすれば良い訳?」

 「GLZIメンバー全員を警視庁に逮捕させ、アトムとミラージュ・アトムを全て破壊するのです。そうすればゼアーに戻れるかもしれません。ディスとゼアーの往来は不可能となり、二度と時空間移動は出来なくなります。そして理想としては時空を歪める要因の排除現象で、きりざめがゼアーに戻れるかもしれない。と期待してはいます。」

 「そうか。でももうGLZI研究員はディスにはいないんじゃないか?まぁ、逮捕状を出して貰うのはわけないが。」

 「そんな悠長な時間はありません。アトムの破壊で時空の歪みは解消出来ます。しかし、GLZIは米国の影の支配者であり、最悪の場合米国と戦争になるかもしれません。」

 「そのプランはまずいな。」

 「海野一佐、自分もワシントンに行かせて下さい。」

 「セイノ一尉!?」

 「GLZIの研究所の中は自分達が一番詳しいです。」

 「ヤマダ曹長!?」

 「分かった。元GLZIの3人でアトムを壊して、俺達きりざめクルーをゼアーの世界へ帰してくれ。」

 「はい!!」

 「これを持って行け。」

 「サクラギ二佐?89式小銃ですか?」

 「自分の身は自分で守れ。」

 「それからワシントンへは、NEO日本海軍が開発した戦略原子力潜水艦てんりゅうで行け。」

 「原子力潜水艦を影で作ってるとは…。」

 「きりざめで送ってやりたいのは山々なんだが、ここは確実に落としたいヤマだからな。」

 「玄平将軍の護衛もありますしね。」

 「すまんな。GLZIのメンバーは必ず取っ捕まえるから心配するな。」

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