時空テロリスト集団GLZI
「センドウ!しっかりしろ。大丈夫か?」
「カイドウ…。」
「とりあえずNEO日本海軍が貴様を保護する。」
「俺は殺ってないんだ。」
「センドウ、貴様が殺しなど出来ない事位きりざめクルーなら誰でも知っている事だ。」
「これはもしかしてGLZIの仕業かもしれないと思う。」
「センドウ?それは確かか?」
「でも殺された漁師の懐からは1000円もの大金が入ってたって言うじゃないか?」
「金を渡したのは確かに俺だ。」
「きっとその札束についた指紋から足がついたのかもな。」
「でもよ。普通殺す前にそんな金を渡すのは不自然じゃないか?」
「確かにおかしい。死因は近距離からの狙撃による心臓の損傷。しかもNEO日本海軍では所持が禁じられている銃が使われている。詳しい経緯は分からないけど、恐らくプロの仕業だろう。」
「それより、センドウ?貴様呉に何しに行った?」
ボコッ‼
「単独ででしゃばるからこんな事になったんだぞ?」
「っつう。そんな事より米国に派遣されているGLZIの4人の隊員の保護を!」
「それは大丈夫だ。既にセイノ一尉とヤマダ曹長ら4人は東京に向かっている。」
「海野一佐!GLZIはきりざめをTSPさせようとしています!」
「何ィッ!?」
GLZIとは時空テロリストであると言う事実を海野らきりざめクルーに共有されたのは、センドウ三佐が指名手配されてからの事であった。
「エノモトさんに掛け合ってみよう。」
「あのね。海野君、君の部下の扱いに関しては、キチンと無罪である事を確か…。」
「私の部下はやっていない。よーく調べてから逮捕状を持って来い!」
「エノモトさんの力で、GLZIを時空テロリスト集団に指定し、一人残らず逮捕して下さい。素性がばれた今、時空テロリスト集団である彼等は既にこの時代を脱出している可能性もあります。」
「そいつぁ厄介だな。」
「そうか。この方法ならば、ゼアーに戻れるかもしれない。最も年は若返らないかもしれないが。」
「その方法は?」
「GLZIの思惑通りにTSPさせるんですよ。きりざめを!だって世界はディスとゼアーの二つしかないからですよ。そうでなければ、GLZIでセンドウ三佐達が研究してきた事は証明出来ないだろ?」
「はい。海野一佐のおっしゃる通りです。我々の研究対象はゼアーへの行き方でしたからね。現状、行き来出来る世界が二つしかないと仮定するならば、往来はもっと難しいはず。」
「よーく分からないけど、ディスとゼアーは何処かで帳尻が合うようになっているという事だな?」
「となると、徳川の世も玄平で終わりか…。」




