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転生者の仕入れ状況

ブックマークありがとうございます‼️

「このスープですが、原価と材料の使用量で計算して、合計金額が出たら、バッツさんが売買金額を決めて売り出して下さい。高すぎると売れにくいので注意してください。また、中の具材を変える事で、スープの味も変わるので試してください。」


「わかりました。」


「営業が終了したら、スープを冷まして冷蔵庫で保存して、翌日売るか?バッツさん達の賄いにしてください。後は、火に寸胴をかけていると、スープが煮詰まり味が濃くなります、その時は出汁を足すか、水を足してください。それと、お客様に美味しいと言われたら、バッツ商会(うち)の乾物で作ったスープだからね!と言うようにしてください。」


「その一言で、商品に興味を持ってもらうんですね。」


「はい、御明算!(はい、そのとぉーり!)

次はこの鰹節です!鰹節をカミソリのような刃物で、薄く削ります!やりにくい場合はこちらの、ボクの作った専用機の削って君(削り節機)をご購入下さい!薄く大量に削ったら、水、昆布、削り節を入れて火にかけます、ボコボコしてきたら寸胴に水を入れて、もう一度沸騰するくらいまで、火にかけます、そうしたら泡というアク(苦味、エグミ)が浮いてくるので、火を止めてレードルですくって捨てましょう!┅┉!?すみませんシンクを忘れてました、すぐやります!土属性で浅い穴を掘って、外の排水口まで繋げてぇ!収納から┅(ブツブツ)竹┅(ブツブツ)ミスリルで中をコーティング┉それを組み合わせ、埋めて(ブツブツ)完成!┅┉バッツさんは万能魔法は使えますよね?」


「┉┅!!ええっ!はいぃ使えますよ」(あんな属性魔法の使い方初めて見た、シンクも直ぐに出来たっけ?)


「じゃあ、蛇口、水道は付けませんね!話しを戻して、シンクの排水口に捨ててください、暫く待つと鰹節が沈むので、ザルで濾して、出汁を寸胴にうつして下さい。」


「はい、わかりました。」


「では、味を確認してください。」


「あっ魚の香りがちゃんとしますね!」


「塩や、パウワ商会で販売している、醤油、味噌を入れると、味がさらに豊かになります。それに来店されたお客様に、この出汁をお薦めして飲んでいただいて、美味しいと言ってくれたお客様に、鰹節をお薦めし、商談に持っていくのもいいと思います。

後は、このイリコですが、頭とワタをとり、昆布と一緒に出汁をとるといいですよ!こちらも、醤油、味噌の相性がいいです。飲みきらない出汁は、冷蔵庫で3日ほど保存できますが、できるだけ早めに飲みきって下さい。」


「メディ君は商売上手だね。」


「出汁のとり方は、今教えた通りです!後は出汁をとる乾物の組合せで、味が変わります。

こっちのドンコなんかを入れても、美味しいと思います。

後は、この黒い小さい乾物が何か知ってますか?」


「はい、水に入れると食べられると聞いています。」


「ワカメといって、スープとの相性はとても良いです、ですが煮込まないでください!煮込むと変色や食感も変わって来ます、使う場合は水で戻して、器に食べる分だけ乗せて、スープを入れて下さい。また、ホーレン草も、緑色から黒色に変色しやすいので、煮込まないでください。もいやしは食感が柔らかくなるので、お好みでゆで時間を変えて下さい。」


「わかりました!」


「後は、毎日のスープの具材や、味を変えるのが大変ならば、週変わりで切りかえる、もしくは週1回のこの曜日と決めて、味と具材を変えてもいいと思います。」


「ありがとうございます!これからは、スープと乾物で頑張ってみます」


「あっ閉店の作業ですが、カウンターはここを引いて上に上げると、たためます!外の庇ですが、こちらもこのようにたためるので、日除け、雨避けとして使用してください。」


「こんな所まで!ありがとうございます。

それと、コンロと冷蔵庫なんですが、おいくらでしょうか?カウンター等の作業料やその他、諸々(庇も)もです。」(相当高いよな~)


「その前に、ボクの方の精算をお願いいたします。」


「寒天、アゴ、昆布、鰹節で40万ギエルです!」


「はい!40万ギエルですね。こちらに置きます。確認してください。」

┅┉


「はい!確かに頂戴いたしました。」


「さて、コンロや冷蔵庫ですが、売り物ではないんですよ、ですがミスリル等々貴重な金属は使用しています。

バッツさんでしたら、何ギエル出しますか?」


「35万ギエルまでなら何とか┉」


「なるほど!では、ギエルの変わりにイリコを全部下さい!」


「ウチの商会は助かりますが、よろしいのですか?」


「はい!大丈夫です。後は仕入れに行く時に、声を掛けて下さい。宜しくお願いします!」


「それでは、イリコの準備もはじめます。」


「こちらの寒天、アゴ、昆布、鰹節は先にしまいますね。」俺はそう言って商品を収納していく!バッツさんは、再びバタバタと店舗内と、在庫の保管場所を行き来しはじめるのだった。



ヴィシソワーズが飲みたいです。

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