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転生者もふもふに出会う幼年期5

少しチートになりました

今まで内緒でスキル作成や魔法の練習をしていたので、おおっぴらに訓練できる今が正直楽しい!

俺はスキル創造で、全魔法属性を取得している。

なので今日のような訓練は難しいとは感じない。がしかし、万能魔法の存在は知らなかったので、正直今回の訓練は有難い。また、考え方として万能と属性の違いは┉


万能魔法 「威力は抑え生活用として使用」


属性魔法 「魔物や敵と判断した相手に使用」


おおざっぱではあるが、俺の考え方はこれにあたる。




「ディ…メディ! どうしたのボーッとして」


「ごめんなさい」つい自分の世界に入っていたな


「メディ、水はもう普通に出せるのよね。」


「はい!出せます。」母さんの目の前で冷たい水を出す


「次は火よ、野営をする時に火をおこすのにつかいます。指先に魔力を集中して、火を思いうかべなさい。」私はローソクの火を思いうかべたけれど、メディはどうするかしら


「よし!ほっ」前世ではバーベキューの時、炭に火をつけるのが大変だったな、ここはガスバーナーをイメージしよう

「ゴ~ッ! うん成功、マーマできたよ」指先から10㎝ほどの火柱があがる。


「やっぱりすぐにできたわね。」私の知っている火の形ではないけれど、この際だから気にしない。属性になんてなってない、と思うことにする。


「次は風ね。焚き火の火力をあげる時や、草を刈ったりね。メディ、あそこの草を刈ってみて」風は目に見えないぶん扱い方が難しいわよ


「風で草刈りか~どうしよう」鎌鼬、真空波、ダメだ。草が切れると思えない。どうする?イメージ!?ひょっとしたら!!俺は直径20㎝ほどの、丸ノコの刃を回転させるイメージを定着させる。それをブーメランを飛ばすようにして草を刈る


「うひゃ。切れてる。危ない!」イメージで丸ノコが可能なら、竜巻で草を引っこ抜くのも可能では?やってみるか。高さは50㎝くらいのもので、ドキュメンタリーで見た映像を頭の中からひっぱりだす。イメージ通りだ。


「巻き上げろ、ストーム」うん!やっぱり根っこを残すよりは、抜いた方いいよね。抜いた草はゴミだよね。集めて燃やすと二度手間だし、火をこのままイメージして、ストーム範囲内に出現させる。ファイヤーストーム┉長いな、火炎旋風でいいか。


「できたよ!マーマ」おや、マーマの口が開きっぱなしだ。大丈夫かな。


「マーマ、つんつん」あっ、ビクッってなった。


「メディ┅次は土ね」メディ、風の属性魔法に火の属性魔法を重ねていたような~複合魔法なんて事はないわよね。いや、今は土の万能魔法よ、教えたものすべてが属性魔法になってるけれど、今は土!


「土の万能魔法は壁の亀裂の補修などね、でも補修する壁を探しに行くのもなんだか嫌ね」


「壁かぁ」自宅を囲っているあれだよな。ここから見えるし作ってみるか、亀裂のイメージも忘れずにっと!魔力で砂を操り固めてできあがり。


「マーマ壁ができたよ。この亀裂を直せばいいですか?」


「ええ、そのまま補修してね」亀裂を直すのが万能で、壁を作れれば属性魔法を習得した事になるんだけど┉


「亀裂が直ったら壁を元に戻してね」壁に魔力を流して砂を想像すれば戻るはず。メディはどうするかしら?


「補修も済んだし、壊すか」あれを試そう!魔力を流し、ビー玉ほどの硬い土団子を50個つくる。それを風属性で浮かしてぇ~目に見えないほどのスピードで押し出す。

結果団子が砕け、壁にひび割れができた。次は飛ばす土に魔力をさらに流し同じ事をする。今度は団子が砕けずにめり込んでいる。なるほど、魔力を込めれば威力があがるんだ。


「しかし、なかなか壊れないな~どうしょ‼あれ??」母さんはなんて言っていた?戻してね?!あっ、砂をイメージをすればよかったのか。


「砂に戻してから、平らにならして完了。マーマ終わりました。」戻すを、壊すにすり替えてしまうとは、恥ずかしい。


「よくできました。教える事はもうないわ、今日はここまでにしましょう。」土属性にあんな使い方があったなんて、全く知らなかったわ。そういえばあの子、万能はいいとして属性魔法は無詠唱だったような、それだけ想像力が豊かなのね。


「はい!マーマ」今日だけでかなり魔法の収穫があった。明日も訓練あるかな?あるといいな‼




マイペースに投稿しております。

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