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転生者は乾物を仕入れる

ブックマークありがとうございます。


お風呂から上がったばかりという事も手伝ってなのか、ポカポカする。

「あ~気持ち良かった。」

俺の身体全体を風属性をつかい、弱めのエアータオルをイメージして乾かす。


「さて、服を着てそろそろ行くか!」

食堂について挨拶しながら自分の席につく


「おはようございます。」

「「おはよう」」


「皆の今日の予定は決まっているの?」


「僕は父さんと母さんの店の帳簿を確認したり、いつも通り店内の見回りをして、後は護身用に剣術等のトレーニングがやれればと思っています。」


「そうか、メディの予定はどうだい?」


「湖というか、海関連の商品を扱っている商会はあるんでしょうか?少し興味がありまして!」


「海産物に特化した商会は余り見ないかな?ほら、移動している時間に商品が悪くなっていくからね。

あるのは塩と、何か茶色くて丸い粒みたいなのと、小さく乾いた海老を見たくらいかな?

その商会の店主は、仕入れの時に食べ物と言われて購入したらしいけど、全然売れないらしく塩の需要しかないんだそうだ。

丸い粒と海老は、口に入れると味はするから食べられはするらしく、捨てられないと言ってたな。」


「海の近くに住んでいる方達の、食生活は不思議なのね?何故そういった商品を作ったのかしら?」


「パパとママの言っている話しの内容は、参考になったよ!まだ、その商会はあるんですか?あるなら仕入れたいのですが?」


「えっ、仕入れたいの?ってか食べるつもりなの?!」


「ええっ!上手い具合に仕入れれば、ママのカフェで出せると思います。」


「あなた!すぐに教えて上げて!!」


「わかったよ、俺も塩しか売れないんじゃ大変だと思ってたしね。人助けだと思って仕入れればいいか?」


「あれ、パパも一緒に来るつもりなの?というか、パウワ商会で仕入れるつもりなの」


「それはそうだよ!うちのカフェで出せるかも知れないんだろう?」


「個人的にボクも仕入れたいのですが、いいですか?」


「それは構わないよ、向こうについてから決めよう。食休みしてから行こうか。」


「そうですね。」

┅┉


朝食も食べたし、食休みもした。

後はもう行くだけだ!パパを呼びに向かわなきゃな。

「パパ、準備はいい?そろそろ出たいんだけど」


「わかった。よし行こうか!ところでメディ、最近パーパではなくパパに呼び方が変わった様に思うんだけど、何でかな?」


「それはボクも成長しているという事じゃ、いけませんか?」


「いや、いけなくはないよ、パパも子どもの時はそう思っていたというか、ただ自分がいざ言われる立場になると、何ともいえない気持ちというか、不思議な気分だな」


パパと話しながら、フール達とその店舗まで歩いて行く、俺達が住んでいる土地よりも、ちょっとチンピラが目立つな、こんな所があったんだな?


「もうすぐ着くよ~」


「ひょっとしたら、あそこですか?」


「あーっと、そうだね。バッツ商会だよ!」


俺とパパが店舗に入ると、いらっしゃいませ!と声がかけられる。

俺はお辞儀をしつつ、商品を物色していくと、鰹節を発見した!思わず「ふぁ」と言ってしまった。

その後も昆布、干し貝柱、干しエビ等俺の欲しいのが見つかり、かなりテンションが上がってしまい、物色中は落ちつきがなく、パパに大丈夫かい?と心配されるほどであった。

「うん、んん~あご?アゴだ!あっちには?!」


「どうしたメディ、そわそわしてるけど?」


「あっちの棚に行ってきます。」


「いらっしゃいませ!お久しぶりです。パウワさん」


「おおっ!バッツさん、お元気そうで何よりです。今日は仕入れに来ました。」


「うちの商品がパウワさんのカフェで?乾燥した保存食ばかりですよ。事実一番の売れ筋が塩なんですからね。」


「パパ決めたよ!」


「バッツさん、うちの次男でメディです。うちの商品開発というか、新作の提案者です。」


「はじめまして、メディチュアルです。メディとお呼び下さい。」


「これはご丁寧に、バッツと申します。宜しくお願い致します。」


「それで決めたって、欲しいのが見つかったのかい?」


「はい!それでバッツさん、干しエビと、干し貝柱はどのくらい在庫がありますか?」


「15キロはあるかな?というか、丸いのが貝柱だってよくわかったね?」


「はい!美味しいものには鼻が反応します。」


「ははっ仕入れた甲斐があるよ、やっと報われる。どのくらい必要だい?」


「そうですね、とりあえず全部下さい!」


「えっ?え」「はっ?」


「うちは嬉しいけどいいの?全部だよ!そんなに安くないんだよ。10万ギエルはいくよ!」


「パパどうする、何ギエルまで出せる?」


「5万ギエルくらいなら~っていうか、それしか持ってきていないよ!」


「残り5万ギエルをボクが出しますから、干しエビと干し貝柱を、実家のカフェとボクのプロセウス·ウッドで分けましょう、7.5キロずつにします!」


「まずはパパ、ここに5万ギエルを置いて、そしてボクの5万ギエルをたして10万ギエルです!バッツさん、品物をいただけますか?」


「はっ!すぐにご用意します。」


「焦らなくても大丈夫です。ゆっくりで!」


「そ、そうですか、少し焦ってしまっ┉」


「まだまだ、仕入れますから」

俺はバッツさんが喋っている最中に、かぶせるように一言伝えた。


「「ふぁ?」」「「ええっ!!」」


「ん?んん?」

何故二人して驚くの、特にパパ?仕入れは干した海老と貝柱だけなんていってないよ?解せぬ~ッ




マイペースですみません。

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