転生者は友達を作るのが下手である
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俺は冒険者ギルドを出て、ギモーブとニソワの姉弟と商業ギルドに向かうのだが、チラチラと二人は左右に目線を移動させている。
「えっと、二人には紹介がまだだったよね、全体的に白っぽくて、黒色の体毛が混じって入っているのがフール、一方で黒っぽいような?グレーの金色が混じっているのがデミだよ!」
2頭は元気よく、挨拶とばかりに一声吠える。
「「ウォフ、ヴォフ」」
「「よろしく(ね)」」
そういえばフリュイは何処にいった┉┅?!うん?デミの頭とフールの頭を、素早く行き来しているフリュイをみつけた。
フリュイってば人見知りが激しすぎるぞ!
「フリュイおいで!二人に紹介しないとな、ギモッちゃん、ニソワさん、もう1人というか匹というか┅紹介するね、蜘蛛のフリュイです。仲良くしてくれると嬉しいな」
フリュイは、俺の頭の上で右前脚を上げて、それを左右に振る↔️ そのあとはよろしくね!とばかりに身体を上下に↕️揺らす。二人に見つめられると、俺の頭越しから隠れては相手を見る┅事を交互にやっているようだ。
「おお~蜘蛛なんだぁ、人間のように手を(脚)振ったり、頭越しに隠れたりしているし、変に人間ぽいところが気味悪さをなくしていて┅」二人は頭越しにフリュイを見ている、フリュイも隠れたり、自分の脚で顔を隠したりしている。
「なんか~可愛いかもしんない」
「うん、可愛いな」
「「よろしく(ね)」」
自己紹介も終わり、雑談を交えて歩いていると商業ギルドに着いた。
中に入り受付へ向かう。
「こんにちは、本日のご用件をお伺いします。メディ様」
「こんにちは、今日はこの装備品一式を、買い取っていただきたいのですが、鑑定をお願いします」
「かしこまりました、あちらでお待ち下さい」
「はい、わかりました」
┅┉
┉
「鑑定が終了しました、メディ様 カウンターまでお越しください」
「はい、どうでしょうか?買い取りできそうですか」
「そうですね、手入れもちゃんとしてありますし┉25,000ギエルでどうでしょうか?」
「う~ん、そんなもんかぁ~それでお願いします」
「それでは25,000ギエルをお渡し致します」
受付でギエルを受け取り二人の所に戻る。
「ギモッちゃん、ニソワさん、買い取り終わったよ」
「次はメディの言っていたお店に行こっか」
「その前に、このギエルで二人の装備をちゃんとした物にしよう!」
「そのギエルは俺達のじゃないし、それ目当てでメディに近寄った訳じゃない!受け取らないよ」
「正直に言って、装備が悪いのはわかっているのよ、それに恵んでもらうのは嫌なの」
「うん、わかった。でもね、それはそれ、これはこれってことで、それでね。二人が時間がある時で構わないから、これから行くボクのお店で働かないかい?もちろん冒険者を辞める必要はないよ、このギエルはその給料だと思ってよ!ってことで、まず武器の店に行こう」
「いや、メディ、俺らはまだやるっていってない(わよ)」
「えっ┉駄目なの?知り合ったばかりで友達になったつもりだったのは、俺だけだったのかぁ~はぁ~二人ってそういう人だったんだ」
「いや、そんなこと言ってないし」
「そうだよね、友達じゃないのにギモッちゃんだなんて┉すみませんでした。ギモーブさん、ニソワさん、それでは予定を変更して当店へ向かいましょうか」
本人達が受け取れないと言うなら、無理強いするのも違うよな~しつこくするのはよそう、今からは知り合いのていで話そう。
「あの~メディ?」
「はい、なんでしょうギモーブさん」
「ずっとその口調で通すのかい」
「ええ!そうですよ、友達ではないのですから~何か問題がありますか?」
「さっきみたいに気軽に呼んでくれていいんですよ」
「ニソワさん、友達でもないボクにそんなことを言ってくれるだなんて、ありがとうございます。うれしいです」
「あともう少しでお店に着きます、見えてきましたね。」
俺は店の前で足を止めて、ここだと二人に告げる
「ここがプロセウス·ウッドです。ボクの働いているお店です」
「ここがメディの働いているお店なのか、大きいな」
「セルフ、お客様だよーご案内お願いします」
「それでは、ギモーブさん、ニソワさん、後はこのセルフがご案内致します。ごゆっくりご覧ください」
「それではお客様、ご不明な品物があればお声かけ下さい」
「お土産ってのを探しているんだけど、どれかな?」
「こちらにございます」
「木の剣(木刀)ブーメラン?けん玉」木の剣は打ち合いに使うとして、ブーメランとけん玉はよくわからないな?
「どうかされましたか?」
「ブーメランとけん玉の使い道というか、やり方というか、よくわからなくて」
「ブーメランは投げて飛ばすと戻ってくる物です、けん玉はこのように~よっほっはっはっほっ┉とこんな感じです」
「どうしてお土産というんですか?」
「詳しく知りたいのであれば、直接メディ様にお尋ね下さい。簡単で宜しければ答えられますが┉」
「えっと~直接聞いてみます」




