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転生者の接客後のお楽しみ

遅くなってすみません

ボードゲーム、時間潰しに最適なのか結構盛上がっている。

あれからメンバーを変えてやり続けているが、あきないのかな?


おっ?お客様がきた

「いらっしゃいませ~お気軽にお声かけ下さい」

テーブルで立ち止まり観察している。声かけはもうちょい待つかな。

それまでフールとデミと戯れよう~やっぱりコイツらの唇の裏と、犬歯の間は(サワサワ)ピタッピタッっと指にくっついてくるなぁ~好きだなーこれ(笑)フフフッ


┅┉

そろそろ声をかけてみるかな~

「こんにちは、何か気にかかる商品がありましたか?」


「このテーブルは高さや大きさを変えれるのかい?」


「はい、大丈夫です。デザインもご希望に近づける事もできます」


「このハンモックとはどんな物なんだい、サッパリわからないのだけれど」


「こちらの商品はベッドの代わりになる品物です。ご自宅に庭園があればその魅力と実力を更に発揮いたします。実は、こちらとは別に庭園や野外で使用するのに特化している商品もあるのですが、そちらは上級者向きなので、まずはこちらの商品をお薦めします。こちらの生地に腰掛けていただきまして、安全性を確かめていただきます。その後は横になってベッドのように寝てみて下さい」

┅┉

「この包まれている感じがいいね」


「はい、風通しも良いので心地いい睡眠がとれます」


「では、このハンモックを3つくれないか」


「はい、ではこちらへお座り下さい。セルフ、こちらへお茶とお菓子をお願いします┉購入頂いた商品が壊れた、故障した場合はお声かけいただければお伺い致します、どうぞ!よろしければ、こちらをお召し上がり下さい」


「このお茶は美味しいね、このボールみたいな物は?うん?!甘い、美味い」


「ボールみたいな物は、パウワ商会のカフェで出しているクッキーです。胡桃の刻んだものが入っています」


「こんどパウワ商会にも足を運んでみるよ」


「はい、是非行ってみて下さい」


「うん?この金具の付いた小袋はなんだね」


「ガマぐちです┅コインケースの用なものです、このようにギエルを入れて、金具がパチンと鳴ったら閉まります、出すときは捻るだけで開きます」


「いちいち袋に入れて紐で巻かないでいいのは楽だし、出しやすいね、これも買っていくよ」


「ありがとうございます、またお越しくださいませ!」

たまに接客をすると緊張するな、でも楽しいもんだな~あっ、ハンモック追加で作らないといけないな、ラボで作成しよっと┉?自立式のハンモックの一部分に竹を使ったらしなったりするのだろうか?

揺れが大きくなったりしないかな、竹が乾燥したら自分専用で作成してみよう。

┉┅┉

さて、ハンモックの在庫はオッケーだね。

次は趣味の道具を作ってみるかな、鉄球の中心を空にして、中に入れたものが削れるように細工して、穴を数ヶ所開けて後は俺の魔法次第かな~さて、鉄球(名前をクラッシュにした)の上部を開けて、薬材ギルドでずっと前に買った、使い道に困っていたけど在庫にしていたザラメを入れて、上部を閉めて風属性でクラッシュ(鉄球ね)を浮かせながら、今度はそれを熱風で回転させていく┉

「さて、細工してあった穴から出るか、出ないか?」

回転しているクラッシュ(鉄球のことね)の回りから靄のような、糸の様なものがフワフワと漂っている。

「やった?成功した!ははっマジかぁ~!!綿あめ(綿菓子)やば採取しなくちゃ」

竹の棒を、割り箸程の大きさにカットして、クラッシュの上で回転させて綿菓子を巻き上げていく!


フリュイと出会った時に、糸に触れてからというもの、頭の片隅に常に綿菓子が思い浮かんでいたから、今回は作れて本当に嬉しい(笑)


あれから同じ作業を繰返して、ザラメがなくなりそうな勢いで楽しんでしまった。


在庫はもちろん収納してあるので、いつでも出来たてが味わえる。


さぁ~試食してみるかな┉!!前世でも子供の時に食べたきりだったからなのか、ものすっごく美味い!口に入れてすぐにシューっと溶けてなくなり、すぐにもう一口食べたくなってしまう。


「やみつきになってしまうな、うん┉危険な食いもんだ」


「フリュイ~綿菓子食べてみるかい?」

フリュイは綿菓子を見ても食べる様子がない、俺が口に入れるのを見せてから、フリュイの口元に持っていくと一口食べては、今度は自分のお腹から糸を出し食べてみる┉という事を2~3回繰返し、プチパニックをおこしている。


何だかとても和んでしまった。


その後フリュイに何とか説明をして納得してもらった。


皆にも味見させるかな?まだいいか!今回は止めよう、それより薬材ギルドに行って、早くザラメを仕入れないとな!




綿菓子、綿飴と言い方は人それぞれですよね

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