転生者の、池を見てたら蜘蛛がぁ
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「小僧、終わったぞ」
「それじゃブルーさん達に、素材と魔石を集めるように伝えてもらえますか」バイクは大丈夫だな、オークぐらいなら轢き殺せるな!うん、頑丈だ。
「オークの処理終わりましたよ」
「それじゃ、移動再開です」
ふたたび移動をする事にして、皆がそれぞれ、森の中の障害物を避けるようにして飛んでいるので、乗り方が初心者っぽくない。かなり上手くなったな┅と思っていたら目的地付近で、ブルーが遅れている事に気がつく。
「ブルーが来るまでちょっと待とう」
「了解!」
目の前には池があり、つい斧や鉞を投げ込みたくなる┅あれは川だったっけ?と思いながらボ~っと池を見ていたら、頭上から俺の拳くらいの蜘蛛が、糸を垂らしながら目の前まで降りてくる。
一瞬何だかわからず、うわっ?気持ち悪っ!と思いビクッとしてしまい、そういえば蜘蛛が苦手だった事を思い出した。がしかし、俺は何を思ったのか、降りてきた蜘蛛の糸を右手で掴んでしまった!糸を掴まれたことで慌てたのか、蜘蛛は目の前の池に、糸を出したまま落ちていく┅
「あっ沈んじゃう」
この時、蜘蛛がゆっくりと池に落ちていくように感じ、つい沈んじゃうと言ってしまった┅次の瞬間ビックリしたことに、池の上に浮いていた!アメンボのように蜘蛛が浮いていた!!大事なことだから2回言うよ!?
「おおおっ沈まない、何でぇぇ」ちょっと興奮して、糸を握っていた右手を右に動かしてしまった、するとここで驚いたことに、糸が切れていなかったのか、蜘蛛が水面を動かした方向に移動する!?
「ふぉ~何でぇー」テンションが上がってしまい、右~左~円を描くように糸を動かすと、滑るように蜘蛛がついてくる。
「可愛い!メチャ可愛い!!やっべどうしょ~」俺はこの時に蜘蛛の虜になってしまった。
暫く蜘蛛と遊んでいたが(一方的に)俺が無理をさせすぎたのか、少しずつ脚から沈んでいっている。
ついに力尽きたのか、水の中に身体全体が水没して、丸い玉のようになって沈んでいく┅┉
「死なせるわきゃ~ねぇだらぁー」意味不明な叫び声を上げながら、俺は両手で沈んでいく蜘蛛の玉を掬う、駄目か間に合わなかったのか?すると玉のように丸まっていた蜘蛛が、脚から動きだして俺の手のひらで復活した。
良かった生きてて、コイツは家に連れて帰ろう!
「今からお前は家族な!わかった?わかったのなら、前脚2本を上げろ」蜘蛛は前2本の脚を上げている。
(名前はどうするかな?フール達はお菓子関係の名前だったよな、コイツも一緒だな!ケーク·オ·フリュイではなく、パート·ド·フリュイにしよう)
「頭いいんだな~フリュイは!」
蜘蛛は上げていた脚を下ろして、俺を見ている。
「フリュイはお前の名前な!パート·ド·フリュイがフルネームだな!お前の兄弟には、フールとデミという兄貴分がいるからな紹介したら、挨拶しろよ」
フリュイは右脚を上げてジェスチャーをする┉やだ可愛い
蜘蛛に対する苦手意識はなくなっている?フリュイだからなのか、他の蜘蛛はどうなんだろう┉わからん
状態異常無効のおかげなのか、身体だけでなく精神面の異常も対応しているのか?人を傷つけたり盗賊や山賊といった悪人を殺したりしても、吐いたり、落ち込んだりしなかったしな?(あんなにグロかったのにな)
アンデッドが急に出てきても、ビクッとするのは一瞬なんだろうか?
それとは別で楽しかったり、興奮したりの感情はあるんだよな~プラスの感情は死ぬほどのものでなければ、ほっとかれるのか?
マイナスの感情はすぐに無効としてくれるのか(鬱病になったらやばいしな)┉┅わっかんないな┉もう考えない、便利だからいいじゃん
フリュイの品種改良は少しやってしまおう、オリハルコン、ミスリルといった鉱物を食べて糸の状態にできる。
その糸で服、その他を編む等の作業ができる。
編む時は作業のやり易い体長になれる。
普段は拳の大きさで活動する、食事は害虫、魔物の肉、雑食(人間以外)
身体はかなり頑丈で素早い、人間との意志疎通ができる。
とりあえずはこんな感じでいいか。
「小僧ーーっブルーが戻ってきたぞォ~」
「随分遅かったけど大丈夫かい」
「う◯こが、なかなか出なくて参ったよぉ!今はスッキリンコだよ」
「わかった、わかった、皆~集まって」
「どうした(ッス)」
「新しい家族を紹介します、蜘蛛のフリュイです!仲良くしてよね」
「じゃ、移動を再開するよー後ちょっとだから頑張ろう┉」肩をケンツさん達に掴まれた。両方の肩を掴まなくてもよくね?
「ちゃんと話してくれよぉ」
「えーっと、池で┉糸を掴んで┉引っ張っぱったり、水面が┉という訳だよ」かなりいい加減に説明したけど大丈夫だろう。
「なるほど~(ッス)」
蜘蛛ちゃんの性別は女の子の予定です。




