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転生者の本日のデザート

食べ物回続きます

さてと、まずは舞茸の汚れをとばすか、舞茸が傷つかないくらいの弱い風を魔法で生みだし、砂がかかっているように見える所に風を当てる。その後ほんのり湿らせた綺麗な布で、汚れがとんでいかない場所を優しく拭いていく!


次はウドの毛を処理する、これをしないと気持ち悪いのだ、アスパラの繊維と同じような感じでやればいいのだが、そこは魔法でチャチャとやってしまう、毛がなくなったら斜めに切ったり、穂先に近い部分だけ贅沢に使ったり、その後ビネガー入りの水でさらしておく


次は寝かせておいたうどん生地をだしておく、目の前に休憩中に作った、大きなパスタマシンを出してうどんを延ばしていく、それを数回ほど繰返しカットしていく!いつか自分にあったやり方を見つけよう┉そう思う、うどんの仕込みなんつって


さて、深めのスキレットに油を入れて温める、処理を終えたウド、舞茸に小麦粉をふる、ボールにキンキンに冷えた水に小麦粉を入れてサックりまぜる。(グルテン出たらダイナシだもんなぁ)まぜた生地にウドを入れて、油で揚げる、次に舞茸を揚げる、最後に川海老を揚げる。


次はピッグボアのステーキにバルサミコソースを添えて、塩、ソースの2種類で食べてもらう


「皆できたよ、まずは舞茸の天ぷらとウドの天ぷらだよ、舞茸は香りから楽しんでね」

「本当に食えるんですか?舞茸ってびろびろしてるっす」

「香りね、土臭いだけ┉!ほんのり甘いような、優しい香りだな」

「もう、俺から食べるよ、好みで塩をつけてね。うーん、美味い!シャクと食感がたまらない、ウドはどうだ┅こちらも美味しいな~ほんのり苦み、あっ川海老は頭まで食べれるけど、食べないでこの空入れに入れてね。海老ポリポリムチッってしている、俺以外は┅」


「セルフを見てみると舞茸を食べ始めた、ちょっぴりビックリした顔をしている、口に合うのかどんどん舞茸がなくなっていく」

ケンツさん一同も、異常な舞茸の減り具合に、美味い食い物だと思いはじめたのか、口に詰め込みゆっくり味わいながら食べている

「見た目は悪いがこいつは美味いな、ウドも苦みが癖になる」

皆が天ぷらを食べている間に寸胴に温かいお湯を入れて沸騰させる、次に海老の頭に熱風をイメージした魔法を当て乾燥させる、次にミキサーをイメージした風魔法で粉になるまでやり続ける。


海老の粉が出来た。今度はうどんを茹でて、汁を作る、前回つくった豚骨スープに、塩を入れて味をととのえる、最後に川海老の粉をふりかけて麺をつけて出来上がり


「つけうどん、どうかな? ずぞぞぞー┉醤油欲しいな、うん」


「はい、皆はフォークで食べてね、フォークをクルクル回して絡めとってからつけ汁につけてね」

「「!!!」」

「うどんってのがすごいムチモチしてて美味い」

「海老の味が┉何で、入ってないっす」

「小僧!一緒に着いていけば毎日食えるのか?こういった物を」

「毎日は無理だけど、できるだけ作るようにするよ」

「そうか、うん、いっぱい作ってくれ」


「ケンツさん、ピッグボアのステーキも食べてよね」

「うん、塩はわかるけど、黒いのはちょっとな~」

「セルフ、全部食べていいよ、皆いらないって」

俺はセルフの口元に、バルサミコソースのステーキを持っていく

「セルフは俺を疑わないから好きだぞ」

「うう~ん、うんうんメディ様これ凄い美味しいです、毎日食べたいです。酸っぱ甘いソースというのが本当に美味しい~ぃ」

「そんなにうめぇのか?嬢ちゃんちょっとくれ!」

今フォークに刺さってるので最後だよね、セルフはどうするのかな?

「パクっ、ごくッん!売り切れました」

「ああーっ」

俺はフール達にジャイアントディアーの肉をあげはじめる

2頭共に美味しそうに食べている。


皆、食べ過ぎてグッタリしている。でも幸せそうな顔でよかった。

ふと視線をフール達に合わせると、丸い小石ほどの物体でじゃれている、デミもそれでジャレている。ほのぼの~する┉!┅!?

「フール、デミそれ!!よこしなさぁ~い」

俺の言う事をきくわきゃ~ない!何せ彼らは俺が遊んでくれると思ってる。(えッ欲しいのこれ?どうしようかなぁ~)てな感じで逃げまわる。俺が一生懸命になればなるほど、2頭はテンションが高くなる、そこで俺はその場で倒れこみ苦しそうな演技で誘き寄せる┉┅索敵で2頭の位置を確認!(大丈夫なの)心配して近いづいてきた2頭に飛びかかる、どっちが咥えてるのかはわかっているので、デミの口から奪い収納、その後ワシャわしゃ2頭を撫でまくる。

一息ついて収納からデミの咥えていた物を見る┅ちょっぴりむく、香りを嗅いでみる、やっぱりだ


「フール、デミ何処から持ってきたの?教えて、ケンツさん達も探して欲しい」探すこと数分

「メディさんこれですか」

「そうだよ、これだよ、食べてみるかい」

「美味しそうではないっす」

「皮を剥くと白い果肉が出てくるので、セルフ果肉だけ食べて、中心のの種は食べないでくれ」

「あ~む、甘い、あまーい、美味しい」

「さ食べよう」

「「あまーい」」

「これなんだ小僧」

「ライチっていうんだ、これを魔法で冷たくして」

「はい、ケンツさん」

「もっと、うめえぃ」

「はい、これ冷たくしたよ」

「美味しい、幸せです」

「フール、デミのお手柄だね、ありがとう」

2頭は首を傾げて(何が~)という感じだ。

そんな2頭が可愛い。

昼食も食べたし、食休みをしたらそろそろ帰るかな




戦闘少なくてすみません

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