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転生者の食材保管庫

遅くなってすみません

「フール、デミただいま~っ」むふふふ サワサワ ナデナデ 癒される~っ

「はいはい、わかった!わかったから!!」

毎回!毎回!わかったって言っているけど、俺自身何がわかったんだろう?つい癖のように言ってしまう。


さてと、冷蔵庫に魔石をつけて配線を通す。そして電源を入れてっと!!ついたな。


もう1つ魔石があるし、組立式のプレハブ冷凍庫を召喚して、物理作成で作り同じような作業をする。木桶に水を入れて、冷凍庫の中において置く!マーマを探しに行こうかな!

┅┅

「先ほどの少年はまだ見つからないのか!」


「風景の一部のように消えてしまった事も手伝って、手がかりがありません」


「馬車の車輪が直るまで、引き続き探してください」


「お父様、お礼なんて嘘ですよね!」


「わかるかい!いや、お礼はしますよ。助かったしね。それと家のお抱え魔術師にならないかな~なんてね。」


「関わり合いたくないから、逃げるようにいなくなったのでは、お礼も断られましたし無理なのでは?」お父様が諦めますように。

┉┉

「マーマ、いま時間は大丈夫ですか」


「ええ、どうしたの?」


「食材保管庫ができたので知らせにきました!」


「もうできたの?」


俺はマーマを連れて、裏口からすぐの煉瓦の建物に案内する。建物に近づくにつれて、顔色が悪くなっていくように思える。これは建物が小さいのか?俺の予想では┉


俺の予想(まぁ~メディ!!なんて素敵なの~可愛らしくできたわね。ハグされてチュ!!!)

┉┉

がしかし、現実はどうだマーマが不満そうだ┅いや、まだ中の冷蔵庫すら見ていないでわないか!意識を保て俺!!


「マーマ入口はこちらです!」


「ええっ、今いくわ」メディが保管庫と言っていたから、土室のような物だと思っていたんだけど┅自宅より作りがしっかりしている様に感じるわ。


「中へどうぞ、奥の扉が冷蔵庫の入口です。」そして、冷蔵庫を開け庫内を見せる。


「この大きな箱の中に入るのね。この中は冷たいわね!!」


「はい!野菜や肉をこの中に保管すれば、長持ちします。それと、こちらへ来てください。この魔石が青、黄、赤と色が変化します。」


「色が重要なのね?」


「はい。青色は魔力が足りています!黄色は魔力が少なくなってきています!赤色は魔力が不足して、冷蔵庫の中が外と変わらない温度になります。」


「では、黄色になったら魔力を補充すればいいのね?」


「そうですね。遅くとも、黄色が赤よりの色になったらお願いします!」


「わかったわ。」凄いわ~保管ができるから、仕入れも増やせるし!


「マーマ、こちらの冷凍庫なんですが」


「えっ、冷凍庫?何かしら?」


「ボクは氷魔法が使えます。マーマも知ってますよね。この冷凍庫の中に品物を入れて置いたら、氷ます。これは先ほど木桶に水を入れたものです。」


「水の表面が固まり初めているわ?」


「はい、時間をかけてゆっくりと氷になっていきます。こちらに肉をしまえば、もっと日持ちがしますし、使う時はあちらの冷蔵庫に入れて、半日程で使えるようになります。」


「メディ、ありがとう!大事に使わせてもらうわね。」本当に凄い物を作ったわね。


「マーマ、喜んでくれたの?」さっきよりは嬉しそうに見えるかな。うん?外が騒がしいな!


「何なんだいこの建物は、誰かいるのかーい?」


「こっちです。パーパこっち。」


「メディとカチュアじゃないか、何してるんだい?」


この建物と設備の説明をパーパに伝える。


「それで、これが冷蔵庫でこっちが冷凍庫なんだね!凄いな~それに建物も綺麗だし、メディはマーマの為に頑張ったんだね!!」


「はい!頑張りました。これでお店も余裕をもって仕入れできますね!」


「ところでパーパ、マーマ、魔物の肉が必要な時は声をかけてください。ボクが取ってきます!」


「メディにはまだ早くないかな~カチュアはどう思う?」


「私は大丈夫だと思うんだけど、メディ冷凍庫についている魔石はあなたが倒した魔物よね?」


「マーマは凄いね。よくわかったね。オーガを2体倒しました!」


「オーガって本当?!危なかったんじゃないの?」オーガは予想外だわ!


「いえ、あっさり死んでしまいましたよ。」


「あっ、そう!でも子供1人は駄目ね!」奴隷を購入しようかしら?



奴隷~どうしましょ

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