転生者程よく働きます
たまに戦闘があります
昼食の時間が近い事も手伝ってか、スコット兄さん、俺、両親の順で食堂に全員揃った。
「メディ、どうかな?マトトのソースはできたかい?」
「はい、そのソースはケチャップと言うのですが、ケチャップに合う料理も用意しました。ボクにはいつも食べるパンが、固く感じられてしまうので、変わりになる物を用意しました。」
俺はスコット兄さんに作った食材をだしていき、順番通りに具材をのせて、手巻きトルティーヤを作る。
それをパーパ、マーマ、スコット兄さんの前に並べていく。
「両手で持ってそのまま食べてください。」
「いただきます!」3人ともほぼ同時に食べはじめる。
パーパ、マーマは、さっきのスコット兄さんのような反応だ。スコット兄さんはバクバク食べている。
「パーパ、マーマどうかな?ソースは美味しいと思うんだけど、お店で出せないかな?」
「メディ、美味しいわ!こんな食べ方あったのね。サンドイッチとも違うし、パンほど固くないし、お店で出しましょう!」
「えっ料理を?ソースは?」パーパは食べるのに夢中だ。
「ソースがなければ、料理も駄目でしょう!1皿売れたら売上の2割あげるわ!」
「3割にしてください。2割をスコット兄さんへ、1割をボクに下さい。」
「あなたが考案者でしょう!何故?」
「ボクはまだまだ新しい料理を作っていくので、スコット兄さんにレシピを渡して作ってもらいたいのです!今回のレシピと作り方は、スコット兄さんにもう伝えてあります」
「マーマどうでしょう?3割」
「わかりました。今後も思いついた料理は、お店の売上から3割出すので、よろしくね」
「マーマ、食材用に冷えた保管庫を作りたいんですが、お店の裏口からすぐの場所に作っていいですか?」
「ええ!いいわよ。」
了解もとれたし庭に行こう。
┅┉
┉
何処にしょうかな?ここが裏口から近いかな!
建物を作らないと、家の基礎は土魔法でコンクリートの固さにしよう。
外壁は煉瓦で覆って、窓は召喚してからの~物質作成で作る、はめ込むっと!収納してあった冷蔵庫をおいて┉機械、電気工学でお勉強┉┅┉!┉配線を魔石!!手に入れないと仕方ない!
「フール、デミお留守番していてね。誰も入れないでね」
倒しに行くか~擬態を発動して真上に飛ぶ、城門までいって索敵しよう!さて、探すか~おおっ‼見つけたけど人間と戦っているのか?横取りは不味いかな┉あっ‼1人殺られた。
行ってみて人手が足りなければ、助ける方向で!
この辺だな。あれか?馬車の車輪が壊れている。騎士みたいな人達と、やたらとデカイおっさん風の魔物が3人?
騎士さん達は強い。がしかし、切られた傷がなおって行くのか、再生持ちと騎士さんだと分が悪いかな?
擬態をといて降りてみるか、おおっ。やった!1人倒した。首を、落とされちゃ~そりゃね。死ぬわ!
出番はないかな~と思いきや、馬車から大きい声をかけられる。仕方ないので近づくと
「どうしたんですか?」
「君こそどうしたんだ。」
「ボクは魔物を退治しに来ています。」
「君が?」
「はい、ボクが!」
「あそこにいるオーガは無理だろう?」カチンときたが、おとなしく引こう。
「そうですね!ボクには無理ですね。では健闘を祈ります。」歩きさることにする
とここで可愛らしい声がする。
「お父様は何故、私達のような子供の言う事を間に受けているのですか?保護しないと駄目です。」俺より少し上であろうか?目が大きく可愛らしい女の子に怒られている!
「本人が立ち去ろうとしてるのに、止める事もないだろう。このまま私達といる方が危険かも知れないんだぞ!オーガは無理でも、ゴブリンやコボルトなら生き残れるかもしれない。みすみす危険な方に引き止めることはできないんだよ」さっきはカチンときたが、わざと言ったのか┉二人とも死ぬかも知れないのに、仕方ないな
「ボクを遠ざけるために言ったのですか?」
「ま、そうだね。早く逃げなさい。護衛の限界が近い」
「オーガ倒したら、魔石を下さいね。」
「戦うつもりかい?」
「いいえ、終わらせるんです」
「騎士の方々魔法を使います!離れてください。」
俺はオーガに向かって顔面に真空魔法を使用する、そして顔の前の空気を奪い続ける。暴れると面倒なので、首から上を残し土魔法で埋める。こいつはすぐに窒息死となる。
もう一体のオーガには状態異常を使用した。再生持ちの魔物とあったら試したかった。まず、血小板、白血球を破壊し死滅するようにし、ヘモトキシン(コモドドラゴンの毒)を体内に発生させる。仕上げは風魔法で首の太い血管の両方をチョッキン‼これでも再生できるのか?こちらは動けないように膝まで土魔法で固めた!
白血球、血小板と血液凝固を阻害する毒を体内に入れられた結果、再生が間に合うはずもなくショック状態のまま死んだ。再生が追いつかない場合もある┉と!勉強になったな!
騎士の人、馬車の貴族?が何が起こったのかわからず、呆然としている。
さてと、魔石を抜き取るか!オーガの死体に近づき、風魔法をメスのように扱い魔石を取り出す。
もう一体も同じように抜き取る。
「それではこれから用事がありますので、失礼します。」
「はっ!待ちなさい、お礼をしたい」
「魔石を貰ったので結構です!」擬態を使い風景に溶けこむ
「消え!!消えた」
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さぁ家に帰ろ!
戦闘シーン少なくてすみません