転生した幼児とギルドの受付
遅くなりました。すみません
次は俺達の番になった。
そのまま用件を聞いてくるかと思いきや、先程の出来事を注意してきた。
「お待たせしました。ですが先程のような争いはやめて下さい。」
うん?は!カッチーン‼何?!俺ら。
「何のことですか?パーパ何かありましたか?!」
「先程のパーティーに聞こえるように言いましたよね。」
「受付さんはこちらが割りこまれたのを、気がついてましたよね。あなたが注意しなかったのと、暴力的な争いが終わってから、僕達にだけそういう声をかけるはどうかと思いますよ。」
「こちらが悪いと┅」
こちらって┅ギルドが悪いんじゃ~ござぁせん。受付!おまえさんだよ。
「いえ、そちらじゃなく、あ·な·たが悪い!指摘するなら一緒に先程のパーティーを呼ぶべきだし、こちらのみ注意するのはおかしいですよ。」
「私はただ争いをやめて欲しいと、」
「そう思ったら何故、割りこんできた時に注意しなかったのですか?あなたが言えば、また違った結果になったのでは?」おおっ睨んでらっしゃる~カッチーンだ。
「受付さんはボク達を、そもそも何だと思っているんですか?冒険者ですか?!違いますよ。お客様ですよ。」
「ボク達は冒険者のギルドカードを持ってません。パーパが持っているのは商業ギルドカードです!」
「争いをやめて欲しいとあなたはこちらに言いましたね。がしかし、襲いかかってきたパーティーには何も注意しない。また、襲いかかる前に後ろに並べと指導的な一言もない。さらには、襲いかかられたお客様の無事も確かめないし、謝罪もない!!受付という職業は、人を外見で判断して注意したり、しなかったり、そういうことしては駄目なのではないですか?今回はボク達が何とか対応できましたが、他の一般人なら大怪我ではすみませんよ。そこまで考えていますか?!」まだ続けたいが、父さんに袖をチョイと引かれてしまった。ここまでか。
「そ、そんな┅」
「パーパ、隣が開きました。受付しましょう。こちらの受付さんは良い方だといいですね。」受付さんがビクンとした。目尻に涙が浮かんでいる
「大変お待たせいたしました。本日のご用件を伺います。」この受付さんは普通の対応だな。よかった。
「足元にいる2頭の魔獣登録をお願いします。首輪に付与をしてください」会計後、商業カードと首輪を渡す。
「お待ちください」
┅┅┅
┉┉
┅
「お待たせいたしました。お借りしたカードと首輪です。」
「パーパ帰りましょう」
「メディ、最初の受付さんやりすぎたんじゃ、睨んでるよ」言いすぎだったような気がするが、間違えでもないしな
「本当ですね。中途半端にパーパがやめさせるからですよ」
「えっ?パーパのせい。」
「完全に泣かさないと!」泣く事によってスッキリするし、泣いてる間に考えもできる。泣き終わった後なんて冷静にもなれる┉とボクは思ってる。良いことしかない。
「先に出ますよ!パーパ」俺の後に父さんがすぐに出てきた。自宅に帰るまで父さんに道を教えてもらったり、露店の品物を見たり、聞いたりと楽しい。
「パーパ酸っぱい水みたいなの売ってるかな?それとシャキシャキする丸くて大きな野菜とか」
「薬材ギルドに行ってみるかい。」
┉┉
┅
「薬材ギルドって臭くないんですね。」薬臭いイメージがついていたので、思いこみって凄いな~と変な所で感心した。
「メディ、気になる物があったら持ってきてね。」
「はい。さっそくありました。」鑑定をかけていくか‼
「これと、これ、これと┅」
「パーパ、これはマーマのお店にありますか?」俺が聞いたのはバターである。しかも常温だから柔らかい。簡易冷蔵庫作るれるかな。いや、前世の職場でデカイの使ってたなチOンOー(丸の中は何の文字でしょう、なんてね)
「乳油かい?あるよ!」
「これも欲しいです。」色々な食材を買いこんで我が家へ
「ただいま帰りました。」「戻ったよ~」ボク&パーパ
「お帰りなさい」「メディお疲れ様」
「マーマ、スコット兄さん 新しい家族です!」
「フールセックのフールです」「デミセックのデミです」
「カチュア、飼うの反対しないんだね」
「あたりまえでしょ、そんなことしたら嫌われるわよ」
「あなた、その顔は~反対したわね!」
「う、普通するでしょう。はぁ~メディの笑顔が見たいのに、いつも裏目にでるよ。」
「メディこちらへ来てくれる。」
私とパウワの目の前に来たので、声をかける。
「パーパからあなたが面倒をみるから、メディの部屋で飼う事を許可してほしいと頼まれたのだけど~できる?」
「もちろんできます。」
「パーパありがとう!」
「カチュアありがとう!」その後カチュアに今回の出来事を話して、そろって夜ふかししてしまう。
大きな冷蔵庫はチャンバーと言ってました。