表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

~新たなる出会い(はじまり)~最終話

      挿絵(By みてみん)



「はい。オルソセラス候には四人のご子息がいらっしゃいますが、オニキス・オルソセラス殿はその末弟に当られます。しかし、この方はほとんど侯爵家には戻らず、社会勉強の為に諸国を旅しているとか」


 クリソコラの答えに、シェルは……


「クンツァイトとオルソセラスでは格が違う! オルソセラス候はクンツァイトより、むしろアクアオーラ寄りの人間だ」

「はい。オルソセラス侯爵はカルセドニー様と交友関係をお持ちでした。年齢差がありますし、息子のように可愛がっておられた……という方が正しいかもしれませんが」

「確かに、クンツァイトのスパイというのは杞憂かもしれないな。ムーカイトに来たのは本当に偶然なのかもしれない。……が、用心するに越した事はない。父親がアクアオーラに近しいと言っても、息子もそうだとは限らないしな。侯爵家にほとんど戻らないというのなら猶更だ! 分かった、あの男は俺が監視する。お前たちは引き続き、クンツァイトの動向を探れ!」

「御意!」



  ☆     ☆     ☆     ☆     ☆



 海鳥が鳴いている――

 シェルは西の浜辺に立って、一人海を眺めていた。


 ムーカイトに留まる事は本意ではなかった。

 しかし今は、そんな事を言ってはいられない。

 最優先するべき事は、セレスたちを護る事!

 その為に自分(おれ)は此処に居る!!



      挿絵(By みてみん)


      挿絵(By みてみん)


      挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ