表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ゴッホへの頌歌

作者: イプシロン
掲載日:2026/05/02


  天上よりくだりしムーサイよ

  ゴットハルトマッシーフ峠にて

  氷河をつかみて戯れしお前よ

  情熱は冷たい川となりて

  お前は流るる、アルルへと

  その水音は賛歌(ほめうた)なり喜びなり

  満天の暗幕にちりし月と星なり

  それを写せしは揺らめくガス灯なり

  しかるに汝ら調べを共にせず

  独唱歌(アリア)なり星月夜なり

  おお、お前の苦悩は(いわお)となりて

  耳を聾せし歌響かせて

  葡萄酒色の海に沈み

  朝陽となりて昇りしか



    "Ode to Van Gogh"


  Muses, descended from the heavens—

  you who once played upon the Gotthard massif,

  grasping glaciers in your hands.

  Passion has become a cold river,

  and you flow onward toward Arles.

  Its sound is a hymn, a joy.

  Moon and stars scattered

  across the darkened veil of night.

  It is the trembling gaslight that renders them visible.

  Yet you do not share the same music together—

  an aria, alone, is the Starry Night.

  O, thy suffering has turned into rock,

  resounding with a song that deafens the ear,

  sinking into a wine-colored sea,

  and did it rise again as the morning sun?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ