表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

エルシアへの道


彼はダリウスといい、2mはあるかという大男だった。

レイは彼がなぜ自分の能力について知っているのかと疑問に思い、質問をした。

しかしダリウスは黙ったまま、静かに喋った。


「お前はこの世界の仕組みを知っているか?」


「仕組みってなに?」


レイは幼少期より町におり、街から出たことがなかった。しかし、彼の発言に疑問を持ち、思わず問い返す。


ダリウスは深い瞳でレイを見つめたまま、静かに続けた。


「お前が今まで見てきたもの、感じてきたものは、すべてこの世界の表面に過ぎない。だが、お前も薄々気づいているだろうがお前はただの“人間”ではない。」


レイは混乱し、何を言いたいのか全く分からなかった。しかしダリウスは続けた


「お前の力、記憶を操る力のことだ。その力は普通、特別な儀式をすることで得る力だ。まあいい。お前も覚醒してしまったのならばいくしかなるまい。」


彼はそういうと手紙を渡してきた。レイは手紙に目を落とす。地図には大きな都市が描かれており、エルシアと書かれている。


「20時間ほど歩けば着くだろう。だが、注意しろ。お前の力によるものか、何かが変わり始めている。気をつけろ。」彼はそういうと姿を消した。


レイは直感的に感じた。すぐには帰っては来れないと。

彼は荷作りを始めた。ナイフにロープ、水、それに食料も調達した。

いよいよ旅立ちの時だ。彼は自然とエルシアの方角を見ていた。


「歩くとなるとかなりの時間かかるよな」


レイは木を使ってボートを作り川を下ることにした。一人乗るには十分なボートが完成した。水しぶきとともに、彼の旅は幕を開けた。ルア=ノアは広く、その広さは大陸3番目だ。広大な土地、その全てをいずれは見たいと彼は考えていた。


旅路には宿がない。彼は船に乗ることで寝ている間も移動することができ、翌朝にはエルシアを目前に捉えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ