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ぎんいろ

作者: 祁答院 刻

以前投稿した同名の作品の基となった詩です。しばらくの間、投稿を控えていました。

駆け出すような

オルゴールが聞こえる


子どもたちは

ポケットをさらけ出し


さらさらと

さらさらと

ぱらぱらと


ぎんいろのビーズを振り落としていく

振り落としていく…


素足で駆けるぎんいろの道


おさないころの秘密のままごとの

指と、指とに

さよなら


泣き出すような

オルゴールが聞こえる


子どもたちは

真夜中に、かげぼうしを捜し


さめざめと

さめざめと

しとしとと


ぎんいろのビーズを捨てていく

そっと捨てていく…


時計が泣き出したのはぎんいろの部屋


おさないころの裏返しでおいておいた

服と、服とが

わたしの抜け殻


大人たちは

かなしい


子どもたちは

わからない


ぎんいろの道


ぎんいろの道


欠けた幼児のグラスのような

昼に飲んだピンクのサイダーような


ぎんいろの道


ぎんいろの道


オルゴールに急がされて


ゼロになるまで


ぎんいろの道


ぎんいろの道…

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