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—桜の下の約束―  作者: アオト★★
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第六話「桜の木の下で」


―桜の下の約束―

第六話「桜の木の下で」

次の日の授業もあっという間に過ぎて放課後。

「千草帰ろう!」みちるが言った

「・・・うん」いつになく元気のない千草に

「どうしたの?何かあったの?」みちるが心配そうに声をかけた。

二人は廊下に出て帰ろうとした時後ろから声をかけられた

「俺も今日は珍しく部活がないんだ、一緒に帰ろうぜ」

渉だった。その時千草の異変に渉も気が付いたが特になにも

言わなかった。三人が校門を出ていつもの帰り道を通るときに通る

いつもの公園でみちるの足が止まった。

そこにはもうすぐ満開になりつつある大きな桜の木があった。

「ねえ、今年もお花見するよね?」

公園内に咲き誇る立派な桜の木を見ながらみちるは二人に問いかけた。

「ああ、そうだな」と渉が言って千草も「そうだね」とみちるに言った。

「そういえば、小さい頃よくこの公園で三人で遊んだね、あの頃

本当に楽しかった。家族みんなでお花見したし、これからも毎年

みんなでお花見しようね」みちるは二人にそう言った。

千草は大きな桜の木の真下に立った。

「子供の頃はもっと巨大に見えたけど・・・本当に綺麗ね」

それだけ呟いた。

春の陽気の暖かさを感じながら三人は暫くその桜の木の下にいた・・。


つづく

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