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一話 幸せな人生

   序章 幸せな人生


   一話 幸せな人生

 

 俺、神谷慎二は成功した道進んでいる。妻や子供もいるし、会社の企業に成功しお金も余るほどある。

 そんな全人類が夢見るような生活をしている。


「幸せだな〜」


 つい心の声が漏れてしまった。 

  

「何言ってるんですか社長?」


「あっ、いや、なんでもないぞ〜?」


「何ですかそれは」




 そして今日も仕事を終えて愛する家族のもとに帰ろうとした時に公園で迷子になって泣いている女の子を見つけた。

 最近はよく困っている人を見つけては助けている気がするなと思いながらその子に話しかける。


「どうしたの? お母さんやお父さんは?」


「……」


 女の子は答えてくれない……

 

 その瞬間俺たちに向かって包丁を向けて走ってくる黒い男に気付き咄嗟に女の子の前に立った。


「逃げろ!」


「……」


 俺がそう怒鳴りつけるように言っても逃げようとしない。

 

 グサッ……


「くっ……」


 俺はそのまま黒い男に刺され倒れた。


(痛っったっ……)


 刺されたのが胸なのか燃える様に熱い。 

 最後に家族の声が聞きたいなぁ……


 「ありがとう」

 

 この声は家族の声じゃない。


 もしかしてあの女の子声か?

 

 まあ……俺はもう死ぬ。


 幸せな人生だったな……

 

「こちらこそありがとう……」


 そうして俺は幸せな人生の幕を降ろした。



 

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