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アルカラスの灯は紅く煌く  作者: 橋本 泪
2/6

jedan

かつてベイゴスという大陸にヒルファンという国が存在していた。

その広大な土地と膨大な人口を活かし、世界有数の超大国として君臨する。

だがこの国には致命的な欠陥があった。

複数の民族が混在する多民族国家でありながら、人口の十パーセントにも満たないオデイアンのみが実権を握っていたことだ。

彼らは歴史的証拠の残っていない先の時代から伝統的に、『オデニアンである』というだけで他民族をないがしろにし、自民族本位に国権を乱用した。

当然業を煮やした他民族は権利の獲得及び彼らからの独立を目指し、大規模な反乱を起こした。

用意された地位に胡坐をかき、テーブルに座って紅茶を飲んでいただけのオデニアンが作り上げた政府はこの暴動の前になすすべなく崩れ落ち、長い内乱の時代が始まることになるのであった。

(中略)

強大な炎魔法とカリスマ性で民衆を率いた独立の父アルカラ、彼の相棒マルサンタル=クラン、側近のバゴ=ロペステジョ、そしてアルカラと生涯を共に歩んだ妻フロランタン=ウェストウッド。

彼らを中心とした『真正アルカラン』の懸命な努力と不屈の闘志がこの偉大なるわが祖国『アルカラス』建国のまごうことなき原動力となったのである。

アルカラス誕生のその瞬間、アルカラは松明に自らの魔法で灯した火を掲げ、高らかに謳ったのだ。






『アルカラスの灯は紅く煌く』と。
















「ぐわぁぁぁぁ!」

「そこまで!」


クソッ、イライラする。


「あぁぁぁぁ! も、もう、やめてくれ! 降参だ!」

「そこまでだ、レイノルズ!」


うるさい。

聞こえない。

右手が熱い、力が湧き出てくる。

感情が、怒りが、炎となって具現化し、体からあふれ出す。


「うわぁぁぁぁぁ!」


僕が振り切った拳は……。






僕が振り切ろうとした拳はガイターノ教授の両掌の中に納まっている。

彼の瞳に映る僕の目はまだ怒りに満ちており、その奥にあるのは教授の姿でも、まして対戦相手のフォンテーンの姿でもない


「レイノルズ。どういうつもりだ」


ガイターノ教授は厳しい顔で問い詰める。

オールバックに引きつった鋭い目を携えた背の高い男。

なかなか威圧的な雰囲気だ。

さすがは元軍人と言ったところか。


「どういうつもり? 僕はただ、全力で訓練に取り組んでいるだけです」

「アルカラス王立大学始まって以来の天才と謳われたイヴァン=レイノルズが、訓練の意味も理解できないとは」

「申し訳ありません。僕と教授の言葉の解釈に不一致があったようで」


呆れ顔をしながらため息をつく。

失望させてしまったかもしれないが、僕にとってはどうでもいいことだ。


「ギルマエス、フォンテーンを至急救護室へ」

「は、はい!」


……。


あの程度のけがで大騒ぎしやがって。

そもそもあんな七光りのバカが死んだって何ら影響はない。

むしろ大学のゴミを無償で処理したことについて、感謝の辞でもいただきたいところだ。


実力主義の国アルカラス。

そのアルカラスで最も優れた教育機関、アルカラス王立大学総合軍学部の教授様が随分甘っちょろいこと言ってくれる。


そんなことを考えながら自らのこぶしを見つめる。

両手とはいえまさか教授に受け止められるとは。

やはり打撃は剣撃に限る。


「荒れてるなイヴァン」


パーマがかった青いショートヘアーに、優しい表情の男がそこに立っていた。


「相変わらずでかい図体だな」

「ひどいなっ!」


ジェルダン=ウーバーン。

僕と彼はアルカラスで生を受け、アルカラス王立大学附属幼稚舎に入学。

小中高、そして大学。

常に同じ道を歩み、競い合い、高め合ってきた・


科学、政治、そして魔法。

この三つが高い価値を持つこの国で僕たちは、アルカラスにただ一つしかない王立校出身者となるわけであり、国の未来を担うホープとして多大なる期待をこの双肩に背負っている。


とりわけ僕たちは優秀だった。


魔法には五つの属性がある。

水、風、岩、炎、そして雷。

近年は魔力を持つ人が増加し、マッチ程度の火を灯す、蛇口をひねる程度の水を出すなど日常レベルの魔法が使える人間は珍しくなくなった。


しかしアルカラス王立大学の総合軍学部に入学し、『アルカラス国営防衛団』として王と国民を守護する立場になるには莫大な魔力とそれを操作するセンスが不可欠である。

加えて勉学も最高レベルを求められる。


毎年倍率七十倍ともいわれる試験を突破し選ばれた真のエリート二十人のみが総合軍学部の一員となれるのだ。

その二十人の先頭を走るのがこの僕だ。


「イヴァンだってそんなに小さくな……」

「うるさい」

「……はぁ。随分機嫌が悪いね。遠征の件かい?」











「な……!?」


黒板に張り出された紙を見て、イヴァンは唖然とした。

一体どういうつもりだ。






1, Ivan=Reynolds Maria=Napier Fensa(Cono)






困惑した。

めまいがしてその場に倒れこみそうだった。

知力には自信があったが、この時はただ一つの単語の意味すら理解することができなかった。

それほど衝撃的な、不測の事態であった。


「ガイターノ教授、これは一体……」


彼は表情一つ変えず答えた。


「名誉なことだ。アルカラス王立大学始まって以来、初の試み。君たちの世代がいかに高く評価されているかわかるだろう」

「僕はこの国を守るために……」

「自信がないなら他のものと変えても構わないが」


冷たく言い放つ。


「……」

「話は以上だ」


そう言って彼は黒いローブの裾を正し、講義室から出ていった。











「まっさか国外遠征とはなぁー、あっははは!」

「ツァニカか、それに、えっと……」

「ベンサーだ! ベンサー=ローヴァ―! もう十五年来の中だぞ!」


この二人もまた幼稚舎時代からの友人である。

茶髪のちっこいくせっけがツァニカ、黒髪の無個性がもう一人の方だ。


「ったく、ぜいたくな悩みだぜ。ただで海外旅行できるんだぞ? しかもペアはあのマリアちゃん!」


ツァニカが騒ぎ立てる。

僕はこいつのこういうところが好きではない。

小動物みたいな見た目通り、昔からうるさいやつだ。


「……それのどこにメリットがあるんだ」

「はぁ? メリットしかねえだろ? ただで海外旅行!」


それはさっき聞いた。


「しかもマリアちゃんと一緒に」


それもさっき聞いた。


「あんな美女と一緒に旅行なんて何億円払ってもできないぞ!」


決してそんなことはないと思うが。


「それにマリアちゃんといえばあの……」

「おいツァニカ!」


ジェルダンと……、黒髪がツァニカを止める。


「知ってるだろ? こいつのマリア嫌い」

「あ、そうだっけ?」


ツァニカはふざけた顔でおどけて見せた。

本当に人をイラつかせるのがうまい。


「お前たち」

「げっ、教授」

「そんな反応をするという事は、言いたいことはわかっているな。マルカノ」


彼はツァニカの頬をわしづかみにし、ぐりぐりと指を回す。


痛そうだ。


「ぐえぇー、すいません。まだフィールド入っちゃいけませんでした! フィールドが元に戻るまでうぇぇぇぇぁあああ! 痛い痛い痛い!」


先ほども言ったが国内で唯一の王立大学であるため、国から莫大な支援金を受け取っている。

それを存分に活用した素晴らしい設備が多数存在し、この変形訓練場もその一つだ。

火山、砂浜、森の中。

想定される戦闘場所、あらゆる形に変形できる。

魔力を使って変形させるため、巻き込まれる恐れがあるとして変形中にフィールドに入るのは危険とされている。


「ジェルダン、それに……」

「ローバーです。ベンサー=ローバー。あなた教授ですよね」

「君たちも違反だぞ」

「申し訳ありません」


彼らの謝罪を聞いた後、教授はこちらに向き直る。

普段から表情筋が死滅したような人だが、彼が今僕に向けている感情がポジティブなものでないことはわかる。


「レイノルズ」


はぁ、お説教か。


「もう一度だけ言うぞ。あれは何のつもりだ。訓練終了の合図があったにもかかわらず魔法を使用し続け、あまつさえクラスメイトを負傷させるとは」

「実地訓練は来週に迫っています。たかだか大学生にコテンパンにされるような者を遠征に活かせるのはどうかと。命にかかわりますよ」

「その心配をするのはお前の仕事ではない。それにレイノルズ、お前が心配しているのはフォンテーンの命ではなく大学と軍の名誉だろう」


分かっているなら余計な台詞を言わせるな。

ここは文学部ではなく総合軍学部だ。

言いたいことを迅速かつ正確に伝えろ。

回りくどい言い方をしやがって。


「それにレイノルズ、王立大学の三年生はすでに士官候補生としてアルカラス国営防衛団に配属され、多くの部下を率いているのだ。その自覚を持て」

「そんなものは名目上の話でしょう。それならこの黒いローブを国営防衛団の証である赤いローブに変えていただきたい。それに僕は一人の部下も知らない」

「ああ言えばこう言う。正式入隊後もお前は部下のことなど気にもしないと思うがな」


クソ。

俺はただこの国のため、我が王アルカラ六世のために戦いたいだけだというのに。


国外遠征?

ふざけるな。


この国の国民、選ばれしアルカラの民「アルカラン」。

その純血を守るため。

つまり我が王アルカラ六世とアルカランを守るため。

そのためだけに僕はこの腕を、剣を振るう。


それにこの実地訓練は、遠征とは名ばかりの軍事インターンに過ぎない。

これが真の意味の遠征、つまり征服戦争なら喜んでこの身を捧げよう。


実力者が正当な評価を得て、劣等者は落ちていく。

公正公平、清廉潔白。

偉大なるアルカラが作り上げた先進国家。

現在世界でも大きな影響力を持っているアルカラス。

それを支えたのは「アルカラン至上主義」に他ならない。


「たぁ、またもめてるよイヴァン」

「あいつ根っからの至上主義者だからな。国外なんて行きたくないんだろ」

「うちの国民はだいたいそうだ」

「それにしてもイヴァンは過激派だからなぁ」

「普通は国内にいる他民族を毛嫌いする程度だろ?」


聞こえてるぞ。

それに。


「アルカラン至上主義の何が悪い。この国の成功はひとえに単一民族にこだわった国策にある。国民全員が同じ方向を向き、共通の民族意識を無意識下で共有することが大きな意味を持つ。そう思わないか、ツァニカ」

「ったく、同じような単語羅列しやがって。利用規約か? その固い考え方が結果的に自滅を招くっつってんの。それにうちの国民はアルカラン99.8パーセント、その他0.2パーセント。単一民族国家じゃない」

「そいつら寄生虫には憲法が適用されていない。そんなもの国民とは呼ばん」

「っち、クソ憲法め」


外交官の父の影響か、ツァニカはやたら多民族を尊重しようとする。

この年でそんな柔い思想に侵されているなんて、実にかわいそうな奴だ。


「それにお前はアルカランにだって牙をむくだろ。フォンテーンだってアルカランなのにあの扱いだしな」

「この国の恥になるようなやつに限った話だ。軍に弱者は必要ない」

「まだ学生だぜー、かっかすんなよなー」


一週間後に実地訓練で従軍する人間のセリフとは思えないな。

それに教授も言っていたが、名ばかりとはいえ僕たちはすでに王直属の国民戦線『アルカラス国営防衛団』の一員なのだ。


僕はガイターノ教授の方に向き直る。

彼は相変わらずの仏頂面をたたえながらこちらを見下している。

これだから図体のでかいやつは嫌いだ。


「しかし大学のめいは、王の勅命。王立大の名に泥は塗りませんよ、教授。講義は終わりですよね、失礼します」


クソッ、余計な時間を食ってしまった。

組織というものは常に僕の邪魔をする。

ルール、常識、場の空気。

どれも動きを鈍らすしがらみでしかない。

そんなもの、無能な大衆にしか必要ない。


僕はこの国で最も強くなる。

ならなければいけない。

それだけが。

ただそれだけが僕の。











「おー、おかえりイヴァン」

「ただい……ま。キト、なぜお前はバターナイフを咥えているんだ」

「ふぉごふぉーぼぼばぼ!」


全くわからん。


茶髪のショートカットを揺らしながら、丸い目をした小柄な女がバターナイフを口にくわえながら作業をしている。

キト=レイノルズ、僕の妹だ。


彼女の手元にはジャムの瓶が。

ダイニングにあるトースターの音もかすかに聞こえる。

トーストを作っているのだろう。


それはまあいい。


が。


「そのジャムはどこから持ってきた」

「ひっ」


瞬間キトの顔が青くなり、焦りが見て取れた。


「いやぁ、えー、えっとぉ、冷蔵庫に入っててぇ?」

「だろうな」


僕が入れたものだからな。

彼女は少しあたふたした後、覚悟を決めたように凛々しい顔になる。


「ここはレイノルズ家」


だからなんだ?


「我らが父エナシア、我が兄イヴァン、そして偉大なる世界の妹キト!」

「終わりか?」

「んなぁわけ!」


何語だそれは。


「つまりこの家の冷蔵庫は三人の共有財産であり、その中身は」

「共有財産ではない」

「共ゆーーーーぁ……。いいじゃん! ちょっとくらいいいじゃんかぁ! ケチ!」


全くこの阿呆は。


「事前に何度も言ってあるだろう。イーナーズのイチゴジャムだけは手を付けるなと。使いたいなら自分で勝手来いと」

「イーナーズ通販してないし!」

「その足で買いに行け。そうやって手に入れることに価値がある」


彼女は頬を膨らまし、ぶつくさと文句を言い続ける。


「こーんなかわいい妹がいるのに甘やかさないなんてどうかしてるよ! ベッタベタのぎっちょんぎっちょんに愛してくれたっていいのに!」

「愛してはいるぞ」


たった一人の親族だからな。


兄の愛のメッセージに彼女は平然と答える。


「だったらもうちょい行動で示してほしいもんだよね。ねー、トースティン!」


トーストに名前を付けた上にしゃべりかけるような奇行をやめてくれれば、もう少しご期待に添えると思うが。


「今日の学校はどうでした?」

「特に何も」


キトはちらっとこちらを向き、にやりと笑う。

ふふんとでも言いたげな顔をし、指を左右に振っている。


「いんやいやー! 世界の妹をなめないでいただきたい!」


世界の妹とはなんだ。


「おにいちゃま、いつもより表情が固いですよ。それに言葉尻が強い」


誰がおにいちゃまだ。


「それはお前がジャムを勝手に使ったからじゃないのか」

「可能性としてはありますが、うちの兄はそんなことじゃ怒りません」

「そんなこと、だと?」


俺の唯一の楽しみを、そんなこと?


「お、おっ、おっ、ちょっ、漏れてる漏れてる! 魔力漏れてる! 右手燃えてる! 家燃える!」


彼女はブンブンと腕を振りながら叫んでいる。


全く、ほんとに騒がしいやつだ。


だが。


「その野性的感は認めざるを得ないか」

「おっ! 話す気になったかね! なんかあったんでしょ?」


僕と彼女はダイニングのテーブルに、対面で腰かけた。


「具体的に何かあったというわけではない。だが」

「だが?」


キトは首をかしげ、指を唇に上げる。

実に腹立たしい仕草だ。


「烏合の衆に飲まれた鷹は、実にかわいそうだと思わないか」

「は? 厨二?」


彼女は顔を歪ませ、辛辣な言葉を吐いた。

僕だって傷つくという事を知ってほしい。


「常識とかいう能無しのルールに縛られ、本来の実力を発揮できない世紀の天才。かわいそうだとは思わんか」

「能ある鷹なら爪を隠すのもうまいと思うけど」

「爪を隠し続けてその使い方すら忘れてしまうような能無しに僕はなりたくない」

「あっそ」


言えといっておいてひどい対応だ。

こんなのが世界の妹か。


……。


こんなもんか。


「学校のルールとか世間のルールマジだるいってことでしょ? 厨二の次は高二病か」


彼女はトーストにジャムを塗りたくり、バターナイフをなめる。


……。


おい。

それ口に咥えていたやつじゃないのか。

お前、咥えたナイフをジャム瓶に突っ込んだのか?


「実力のないものが言うのならば、それは高二病と言って間違いない。だが僕のような本物の才覚者が……」

「わかった、わかったって」


彼女は呆れ顔をしながら食パンをむしゃむしゃしている。


「僕はただこの国を守りたいだけなんだ。それにお前も感じているだろう、キト。アルカラスが誇る天才兄妹の一人なんだ。他の雑兵どもに足を引っ張られる気分を」

「やめて」


突如彼女の声色は冷たくなり、そして鋭く響く。

俯いた顔はきれいな茶色の髪に隠れてうかがえない。

ショートカットでも目元って隠れるんだな。


「ねえイヴァン。いつからそんな風になっちゃったの? 正直……、父様そっくりだよ」


その言葉を聞いた瞬間、僕の体は一人でに動き、彼女の胸ぐらに掴みかかっていた。


「もう一度言ってみろ、お前といえどもただでは済まさない」

「離してよ」


キトは人でも殺しそうな目でこちらを見ている。

胸ぐらをつかまれているのがどちらかわからなくなりそうだ。


「撤回しろ」

「しないよ」


さらに眼光を鋭くした彼女は言葉を続ける。


「そっくりだよ。傲慢なところも、自己中心的なところも、それに過剰なアルカラン至上主義者なのもね。能力ばっかり高くてその使い方もわからない能無しの鷹の親子。哀れだよ」


……こいつ。

覚悟はできてるんだろうな。


「あらら、右手燃えてる。家が燃えちゃうよ」


先ほどとは打って変わって随分余裕だ。


「イチゴジャムの恨みの方が数倍怖いね」


へらへらと笑って見せる彼女に僕は右のこぶしを思いっきり振り下ろした。


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[一言] クッ! キトさんカワイイ!甘やかしたい。世界の妹がほしぃです。私のトースティンあげたい(>_<)でも私の妹でもあるんですよね!?
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