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お日さまみたいな君が好き‼︎  作者: ハル
初恋はじめました!_運命の文化祭
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出会い_1……夏目 奏

「この度はお手伝いありがとうございます!」


渋々出向いた家庭科室で待ち受けていたのは、君の満面の笑みだった。


「私、剣道部の部長をさせていただいてます、1年F組の春原日菜子です」


よろしくお願いします!と頭を下げ、

ふわっと花の咲くような笑顔を見せる。


150㎝前半の小柄な身体。

ストレートの黒髪を2つに結び、

古風なセーラー服を校則通りに着た姿は、

中学生といっても通じそうなほど。


華やかな美人ではないし、

目を惹くところなんてない。


ただ、

笑顔の綺麗な子だと思った。


「部長…」

「F組……」


一緒に出向いたチームメイトたちが

馬鹿にしたように呟いたが、

彼女はそれを華麗にスルーした。


「今日はこれから、町内会の会長さんのところに臼と杵を借りに行って、お米屋さんに餅米を受け取りに行きます。荷物持ち、お願い出来ますか?」

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