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◆ボツ文たち  作者: ワイヤー・パンサー
『易しい世界』(新版?)
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着想

着想


■ギルドでの能力値確認

 知り人の、駆け出し冒険者が測定。Lv15だった。

「15……まずまずね。新人でこれなら文句ないでしょう」

 ギルドの説明によれば、Lv20が、戦いを生業としている者の平均レベルだという。

 熟練者はLv30くらいにもなる。Lv40ともなると達人レベルで、Lv50以上は、もう、伝説級の域であり、まず存在しないという。


 そこで、鬼さんを測定したら、そのLv50だった。ギルド職員、驚愕する。

 次に、娘様ことコウが測定する。

「?」

 Lv―1。レベルがマイナス1だった。マイナス値のレベルなど、前代未聞らしく、わけが分からないという。


■剣と魔法と魔物の世界について、説明する際

「その世界って、どういう世界ですか?」

「剣と魔法と魔物の世界と云えば、分かりやすいでしょうか」

「まるでファンタジーな世界ですね」

「と云いますか、この世界にあるテレビゲームのRPGが、極めて似ております」

「RPGがですか?」

「はい。それもそのはず、この世界の創作品は、その多く、異世界を映したものなのです」



■物語新案_2016.11.24

・世界ファンタジアから、オーバーワールド(こちらの現実世界)に、覇王が、無能の人間として転生させられた。そのとき、記憶もすべて失った。それがコウその人。

・二つの世界を取り持つ存在は、コウが死ぬ前に、無理やりにでも身柄を確保し、ファンタジアへ戻そうと画策した。(ほとんど拉致のように連れていった)

・もともと全能に近い覇王のコウは、無力の一般人にされたことで、自殺願望の遠因になっている。

・世界を横断的に影響し合える能力について

 その世界の神のような存在が、関与? → なんのために? 良くも悪くも、覇王の器を上手く操れるのは、コウしかいなかったから? 他のものだと、もっとさらに危なっかしいことになる?

・三人称も取り入れ、第三者の視点から、覇王に関わる勢力を描写する。小難しい会議シーンを入れず、あっさりと。「覇王様が消失してから、魔王サタンの動きが^」、「魔神の統率力も衰えて^」――。


●己の善悪、両方を詰め込める

・退廃的・破壊的・破滅的ムード


「お、お前は……」「覇王、なのか……?」


「覇王様、覇王様、覇王様ー!」


「気に入らない……」

「あんたがどう思おうと、関係ない」

「どうでもいいよ……」


■狂気と悪と

“自殺するくらいなら殺人でもやって刑務所に入ってからにしろ”という言葉をネット上で見た。

コウは、それを思い出し、人工世界では、悪事も含め、好き放題に生きることにした。←逆に云えば、今までずっと自分を塞ぎ押し込めていた。


●狂気的少女。

「ひとふた」の「みすず」、「夜明けの口笛吹き」の「クリシュナ」、「Serial Experiments Lain」の「レイン」、――闇のある少女の中には不思議な魅力がある。


●複数の私(多重人格と似て非なる)

知らない人が、コウを見ただけで、恐れる。

普段のコウとは違う性格の、コウを見たという話をされる。

普段のコウは優しい。

こうなったのは、現実に耐え切れず、コウの心が壊れて、それを無理につなぎ直した歪みのようなもの。


◆もう一人のコウ

もう一人のコウは残忍。感情の抜け落ちた表情。

気に食わなかったら容赦なく、いたぶる。

口調も、敬語ではなく、淡々としている。が、乱暴な言葉づかいはしない。

もう一人のコウは、別人格ではない。記憶は一緒。同一人物。性格が異なるだけ。


■主人公は自殺志願者

主人公コウ(幸)は死のうとしていたところを止められる。そして救いの手が差し伸べられる。


●異世界転生モノのネット小説

――が、流行っていた。コウは、死ぬとき、本当に転生があったらな、という祈りに似た思いもあった。(でなかったら、救いがなさすぎるから?)


■安楽死施設

死にたい人たちのために、安楽死施設を作った。

すぐには殺さない。猶予期間を設けて、それでも気が変わらないなら殺す。

「金持ちだけが満足に生きていける。金のない自分らには、生きていけない」


■覇王が封印された遺跡

目覚めると、緑鬼がいる。「覇王様……!」。覇王の封印を緑鬼が解いたという。(緑鬼を鬼さんと呼ぶ)

「私が正真正銘の覇王だと、なぜ分かります?」→「その身から流れゆく覇気は、覇王様独特のもの。見紛うはずがございませぬ」

そして、さらに二人の人間が現れる。ダイオード&バリコン。渋い中年男性と、坊主頭の若年男性。「遅かったか!」くやしがる。「あのカワイ子ちゃんが、覇王……?」信じられない様子。「青二才! 見開けに騙されるな! そいつから激流のように流れる禍々しい気が、分からねえか!」。禍々しいなんて。

ダイオードは、まともにやりあって勝ち目はないと悟る。敵対しないよう努める方向にした。鬼は「封印を解くまでが私の授かった務め。覇王様、それがしに新たな使命をお与えください」


■etc...





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■タイトル案

現実逃避の人工世界


■キーワード


■宣伝紹介用あらすじ

■パターンA

生きるのに疲れたオジサンの正体は、覇王の娘様だった。「強い!絶対に強い!」を地で行く物語。娘様が、我が物顔で、異世界を好き勝手に生きる。




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