レッドパスと剣道の剣豪,酒乱ヘレネー
シナリオメモ2;レッドパスと剣道の剣豪,酒乱ヘレネー
〓 2014-11-2
■記号説明。
「¥rp」:レッドパス。他、「rp」、「r」とさらに略す部分あり。
「;」:セミコロンより行末まで注釈を表わす。
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▼2011-12-23
■『剣道の剣豪』 ¥rp]剣道部(剣道に限らず)
・ルール上の試合であり、競技・スポーツでしかなくなった剣道――だと¥rpは考えている。実戦では通用しない、と。
(だからこそ¥rpは、それを「剣士」「剣豪」「侍」「武士」などと言う事に、とても違和感を感じている)
・剣道においては素人の¥rp。とある高校の剣道部に訪れていた。全国大会で優勝したという剣豪がいるという。
●
目の前では剣道の試合が行われていた
部員らしき人が、¥rpを含めた見学者に、部活の紹介をしていた
「ここの部長さんは、去年、全国大会で優勝もしたほどの剣豪です」
他「おおーっ」
¥rp「……」
生徒A「(¥rpに向かって)どうです、(部に)入りませんか?」
;¥rpに話しかける、という動作だけでもよい
¥rp「剣道か……、剣術に長け、強くなる道という事か?」
A「ええ……まぁ……」
「今の試合を見た限り、俺にはスポーツの一種としてしか映らなかった。
実戦として、強いのか、疑問だ」
A「いやいや、剣道は強いですよ。強い人の戦いをみたら、本当、そう思います!」
r「……。お前はさっき、部長が、剣豪だと言っていたが……実力はあるのか」
「ええ……もちろん。あなた程度の相手なら瞬殺でしょうね」
r「……俺は剣道素人だが」
「なら、なおさら瞬殺でしょうね……!」
周りの生徒(……大人げない)
r「その凄腕の『剣豪』とやらは――あれか?(武道館の一角で戦っている男を指す)」
A「あ、部長」
その男はこちらに視線を向け、ゆっくり歩いてきた。
部長(略:b)「ん、どうした? 用か?」
A「いえ……この方に剣道の紹介を」
rp「(部長に向かい)今、戦えるか?」
b「へ……」
A「え……、あの……、さっきのは冗談ですから」
rp「紹介だけでなく、体験もさせているようだが?」
rpの指す場所では、一般人が防具を付け、部員の一人と慣れない試合をしていた。試合というよりはむしろ、遊んでいるというような、軽い雰囲気で行われているようだった。
b「ええ、どうぞ。やりますか?」
¥rp「ああ。用意を頼む」
「では、こちらへ」
移動中。Aはbに向かって囁く
A「あの人、剣道を、単なるスポーツだ、などと軽はずみな事を言っていました」
b「そうか」
A「剣道の強さ、怖さを見せつけてやってください」
b「ん、まあ……、良さを伝えられるよう頑張るよ」
部長、竹刀を持って構える。¥rp、竹刀を調べる
rp「これでは、武器にならんだろう。ホウキの方が良いのではないか?」
b「ケガをさせるのが目的ではないのです
それと、防具をちゃんと付けなさい。それもケガ防止のためです」
rp「俺には無用だ」
b「駄目です。あなたは竹刀を甘く見ているようですが、素早い突きを放てば、これでも肋骨を折るくらいの力は出せるんです」
rp「そうか。お前は防具をケガ防止と考えているようだが――、敵の武器によっては逆効果である事を知れ」
b「……?」
rp「防具は動きを妨げ、間一髪で避けれたものも避けれなくなる。
ここでの武器は竹刀だから、十分この防具で防げるが、――それはあくまで竹刀だからだ
防御を取るか、素早さを取るか、それはどちらが正しいなどと言う事は無い」
b「ん、まあ……、貴方の持論ですね。ここでは、防具を付ける決まりになっています」
rp「……。決まりにとらわれず、自分の頭で、何が正しいのか考える事をしろ。
本当の強さには、それが必要なのだと思うが……」
b「防具を付けない相手、しかも初心者を相手にし、剣を振るうことなど、私にはできません」
rp「……」
¥rpはその場を少し離れ、防具を付けていった。
*
互いに防具を付け、竹刀を持ちて構える
rp「本気で戦ってもらおうか。防具を付けた以上、手加減を考える必要もないだろう」
b「いや……、初心者相手にそれは……」
先生が来て、一声、「始め」と言った。
b「ちょっと待ってください。まだ礼が終わってません」
rp「そんな物はいらない。今は戦う事だけに集中しろ」
先生「では、もう一度…… 始め!」
b「ホォォォォッッ!!」
開始とともに、bは奇声を上げた。
rp(何だ……? 声での威圧、という攻撃手法か……?
ならば、予想したより油断できん相手だ。どういう攻撃をするのか)
b「どうしました? かかってきてください」
rp「そちらからは、攻めてこないのか?」
b「……」
rpは、特に身構えもせず、ただ歩いて、bに近づいた
bの剣先が軽く動いた。rpは身体を一瞬そらし、そして突進する。だが――bの方が速かった。
b「胴ーッ!」
突進するrpの胴側面を打ち付けた。が、手ごたえが無い。
rpの位置は、bが認識した以上に、横にずれていた。
慌てて、体勢を戻そうとするが、もはや間に合わなかった。
rp「むんッ!」
いつのまにか逆さに持った竹刀を、¥rpは、下から上に向かい、弾け飛ばすように動かした。
bの竹刀に激突し、そのまま竹刀を叩き割った。
先生「¥rp、反則負け~」 ;竹刀の刃部を握った為
bは呆然として、立ちすくんだ。その前に、竹刀の切っ先を向けた¥rpがいる
rp「勝負は付いた。ルール上、お前の勝ちらしい」
全く、悔しがってもいなければ、敗者とも感じさせない口調だった。
rp「俺がなぜ、お前と戦おうとしたか、薄々気づいたか。
強さに気付いて欲しかったからだ。」
生徒「……あの剣豪の、数段速いぞ、あの赤い奴」
rp「剣豪というのは、あだ名か、レッテルか、それとも本気で思っているかは知らない。
だが、お前の強さには、大きく欠けた物があると感じた。
実力が大いに低いという事だ
」
生徒「あの剣豪は、全国大会優勝者だろ。
実力が無いって、そりゃ見当違いだ」
b「……私は、自分を弱いとはおもっていない。逆に、強いとも。強い方だとは信じているが……」
rp「その強さは、ルール上のものだ。
お前の強さは、試合上の強さだ。実戦には伴わない」
b「実戦……? これが実戦では……」
rp「つまり、試合外での、本当の戦いの事を言っている」
b「本当の……戦い?」
rp「剣とはそもそも、真剣を用いて戦うものだ。そしてその戦いはいつも命がけだ」
b「……!? いや、私は、そんな真剣……本物の刀とか、使いませんし、それで戦う気も、さらさらありません」
rp「竹刀で戦う気か?」
b「え……多分、あなたの言う『戦い』と、私の思う『戦い』は、別の事を指している気がします。
あなたの言うように、私の剣は、試合上での戦いと、精神面での鍛錬……私にとってはそこまでで、本当の殺し合いをしたい訳じゃありません」
rp「……俺のいた世界の剣術とは、随分離れてしまったようだな……」
■動きを詳細な描写にするより、部分部分を省略し読者の想像にまかす方が、ごちゃごちゃした文にならず、結局は読みやすくなる事がある
■たくさんの内容を詰め込むより、少ない事柄で、ゆっくり物語を綴っていくのも良い
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▼2012-6/7
■RP、dgとmfの前で、人を罰する(処刑する)シーン
;愚人=g
g「……」
gは震えて、腰を抜かし、動けないでいる。
rp「……」
rpは鋭い眼光でgに睨みをきかせたまま、真っ直ぐに進んでいく。
dgがrpに近づきながら、声をかけた。
dg「だ……駄目です。待ってください」
rp「……」
dg「その人を殺すんですか?」
rp「ああ……そうだ」
「なんで、そこまで……する必要あるんですか! やりすぎです!」
「それは、お前たちの感覚だろう……。取るに足らない悪だと思い、排除しなかった結果が、今の荒んだ人間達だ」
「でもッ、殺さなくても……。極端ですよ。小さな事なら、注意すれば済む事じゃないですか」
「あの男の場合、小さな悪とは、あくまでその時その時の物だけを見た場合だ。
チリも積もれば山となる、と言う……。
軽犯罪にもならない、僅かな悪でも、数年、数十年、繰り返せば、極刑並みの重罪だと……俺は判断する
」
「……。でもそれは、貴方が思っている事で、他の人は違うのでは――」
「他人の考えは玉虫色で、頼りないものばかりだった。だから自分の直観を一番に信頼する」
「すいません…… それは、自己中心、というもの、では……?」
「自分で判断する事だけで、そう呼ぶのなら、そうだろう。ならば、自己中心も、悪いばかりでは無い事になる」
「うーん……」
「みんなの考えと違う、大多数の意見に合わないからと言って、間違いだとする方が、短絡的だ。
人は、人の都合で、事実をこじつける。集団は、表面的な物に流される。
最後に信用できるのは、自分自身のみ、という事だ
」
「……」
rp、dgをよけて、gへ向かう。
dg「あ……」
dg、思わずrpに一歩近づく。
rp「待て! dg。
……今近づけば、お前も大ケガを負う事になる…… 場合によっては死ぬことになるが……、その覚悟があるなら、来い
」
dg「…………(目が怖い)」
いつのまにかmfが、dgのそばまで来て、dgの服をつかんでいる
dg「?」
mf「もう、よそう。相手も知らず、手を差し伸べることもない」
dg「…………」
rpは、gに一気に近づく。
rp(逃げもしないとは珍しい…… ん)
gは気を失った状態で、横になっていた。
飛び掛かると同時に、首・脊髄への一撃を叩き込んだ。首の骨が割れ、大きくずれた。
mf「……」
dg「なんてことを……本当に殺したんですか!?」
rp「……」
rp、通り過ぎる。
dg「rpさん! いつまでこんなことを続ける気ですか!
こんなことしても、誰のため、誰の……、誰の幸福にもつながらない、ってことは、分かるじゃないですか?」
rp「俺を説得するなら、中身の無い言葉では無駄だ。
人間の幸福と言ったが、長い目で見れば、幸福につながる。悪を排除する事が、今は重要なのだ。
……
俺を納得させる言葉があったら、いつでも言って来い。
」
rp、立ち去る。
dg、膝を地について、うなだれる。
mf、近づく。
dg「mf……。 今のこの世界には、ロクな人がいません…… でも、あの人も、ロクデナシですッ……」
mfは、gの死体を見て、言う
mf「……もう、rpとは、関わらない方がいい」
■hl 酒癖悪さ ;酒乱というのかもしれない。
;部下=b、c、d。 hl:ヘレネー
夜、酒場で酒酔いhl。電話を掛ける
hl「おいッ。おら! bか?」
b「ああ。誰だ? 夜遅くに非常識だろ? んん?」
hl「ばきゃやろう。オレだ、hlだ。声聞きゃ分かんだろ」
b「え…… hlさん! すいません…… しかし、こんな夜分にいったいなんの御用で?」
「夜でも、お前は俺の子分だろーが! いつもの酒場に来いッ! 一緒に酒飲もうぜ!」
「でも僕、明日早いんです。明日の仕事に響くので、遠慮したい――」
「オレが頼んでるのに、聞けねぇってか、bちゃん。細かい事言わずにさっさと来い!」
b(あ~…… hlさんのこういうところ、嫌だな……)
*
1時間後、酒場。
b「こんばんは……。うっ、酒まき散らしたような臭い……」
hl「よォ~ 遅かったじゃねえか。
お前用に、もう注文しておいたから、飲め、飲め」
テーブルには、既にビールやらワインやらが所狭しと並んでいた。
「そんなに飲めませんよ」
「いいから、飲めってば」
*
hl「ぎゃはははははは」
bは耳をふさぎ、縮こまった状態でいる。
何がおかしいのか、hlは叫ぶように大笑いしている。
hl「がははははははーははは!」
隣の客が怒り出す。
隣「うるせぇッ!」
hl「ああん、なんだい?」
隣「ぎゃーぎゃー喚いて、サルか? ここは動物園じゃねぇんだ。
おまけにいい年した娘っ子が! さっさと家に帰んな。
」
隣の客はいくらか体格の良い、小太りの男だった。
hl「お前こそ、帰んな! それでなきゃ黙ってろ!」
隣客は、立ち上がる。拳を鳴らしている。
隣「生意気なバカは、痛い目に合うという事を、教えてやるぜ。
覚悟はいいかい、お嬢ちゃんよ」
hl「ふん」
イスから飛び上がるようにして立ち上がる。
hl「お~とっとと~」
足取りがふらふらしている。
hl「いよォ~う。かかってこいよ、おっさん! ギーッタギタにしてやる」
おじさんは、襲い掛かって、拳の一撃。hl、避ける間もなく、まともに当たり、壁に打ち付けられる
hl「うっ……ぐえっ……」
床に、少し吐いている。それとともに少し、涙ぐむ。
bはますます、身体をこじんまりさせて、目立たないようにしている。
おじさん「お嬢ちゃん、帰んな。これに懲りたら、身の振り方を考えるこった」
hl「ははっ…… あんただって、アル中らしいねぇ…… 身の振り方考えるのは、あんたのほうじゃないか?」
おじさん「まだそんな軽口を喋るか? まだ痛い目みなきゃ分かんねぇか?」
hl「さっきの一発、どーもサンキュー。
おかげで、お目目ぱーっちり。目が覚めちゃったもんな。
……、今なら、お前が5,6人いたって、負ける気がしないねェ……
」
おじさん、hlに突進する。
hl「ほらよッ!!」
テーブルを蹴飛ばす。
おじさん、バランスを崩し、倒れる。すかさず、ビール瓶持ったhlが、追撃。頭にビール瓶叩き付ける。
――ガシャン!
他の客「ん!?」
さらにhlは、おじさんの後頭部目がけて、ひじ打ちを食らわす。おじさん気絶する。
そのオジサンと一緒に飲んでいた客3人が立ち上がる。
さらに他の客も、さっきの乱闘で、巻き込まれたりして、殺気立っている。
みなさん、入り乱れて、hlを狙って格闘状態。
b
bはこっそり、店から逃げ出した。
hl「よっしゃー カモーンッ」(まだ酔っぱらっている)
イスは振り回す、窓ガラスは割れる、照明は壊れる、朝になるまで乱闘が続き、
店は滅茶苦茶。気か付けば、みんなズタボロになって倒れていた。
*
hl「痛つつつ……。ああ……? ここは……?」(記憶が無い)
回りの光景に気付く。
hl「ひでぇなぁ…… 寝てる間に、竜巻にでも襲われたのかな?」
ガレキの上を歩きながら、カウンターだった場所へ行く。
hl「マスター、勘定……寝てるのか。まぁこれだけあれば足りるだろ」
紙幣一枚と硬貨ちょこっと置いた。
hlは店を出て行った。
hl「ああ……全身が痛くてだるいや…… 二日酔いかな……」
* その後、会社で。
bがhlに顔を合わせずらそうにしている。
hl「どうした~b。恥ずかしがらずに、にらめっこしな~」
b「……あの、昨日の夜は」
hl「ん? ……竜巻でもあったのか?」
b「いや……今日の朝はどうでした」
hl「なんだよ、もう! 昨日の夜か、今日の朝か、はっきりしろぃ
今日の朝は、目覚めの一杯が飲めなかった以外は、いつもと同じだヨ」
b「そうですか……」
hl「いや、目覚めの一杯ってのは、酒じゃないよ、ビールだよ」
b「…………」
hl「君は時々、思いつめた顔すんのね~
そんなんじゃア! 寿命短くなっぜ! 気楽にいこうや!」
b「僕は、たとえ記憶無くすぐらい泥酔したとしても、
とても貴方のような生き方からは、程遠いですね」
hl「おお……っ? どういう意味……??」
bは去っていく。
hl「んじゃまぁ! 今日も気楽に行こうぜ」
馬耳東風。




