9 ス、ステファニーちゃん!?
ごめんなさい。他の小説を読んでいたら、投稿が遅れました。自分はまだまだ書くのが下手くそなので、勉強していきたいです。
俺は行方意不明の街長の娘、ステファニーちゃんを探すために、アルと家に出ていた。俺とアルは一応相手はギャング集団だとの事なので武装をしていた。
「おーい、ステファニーちゃーん。どこだーい?」
俺は夜中だが、街長の感謝の意を込めて探す事にした。
だが別に暗い訳では無い。何故なら街灯があるからな。
ん?街灯?
「おっ、おいアル!この街灯は何なんだ?」
「あーこの街灯はね『科学村』が昨日公式発表した代物だよ」
「科学村ね」
流石だ。もう電気を発見したか。しかも昨日発表されてもう汎用出来ている点はとてもすごいと思う。
「て言うかここマジてピンク過ぎてムカついてきた!」
「ねぇーねぇーこの先何かあるのかしら?」
「ん?なんだ?」
アルが指さした先には看板があって『この先危険入ったら縄でグルグル巻だからな!』と書いてあって。
「取り敢えず行くか」
「えっ?でも入るなって」
「何言ってんの?いいから行くぞ?」
俺はグチグチ言うアルの手を引いて看板の先へと向かった。
看板の先には街灯がなく。一面がピンクだった地面も、普通のコンクリートの色になっていた。
「アル。光る物って出せるか?」
「うん。使えるわよ。『ライト』」
アルがそう言った瞬間に、アルの手のひらから光が出てきた。アルは右の手のひらを突き出しながら歩いている。
「しっかし、何かかっこ悪いな」
「しょうが無いじゃない。辺を照らす方法はこれしか無いんだから」
そんなしょうもない会話をしていると、前に大きな建物が見えてきた。
そして、また看板が置いてあった。『この先ロープズロックのアジトなり。近寄ったが最後にぐるぐる巻の刑なり』と書かれてあった。
「なり」ってなんだ?お前はコス〇ケか?
「ねぇーフェイトこれって...」
「まぁそうだろうな。ここはギャング集団『ロックズロック』のアジト。きっとステファニーちゃんがいる所だ。ここからは静かに行くぞ」
どうやらアジトは何かの店の廃墟らしく、ボロボロで建物三階建てくらいだ。もしもステファニーちゃんが居るとしたら、地下か最上階だろうな。
「うん」
外には見張りの人がいたが、もう時刻は深夜3時くらいなのでもう寝てしまっていた。
居眠りとはいい度胸してんな。まぁ助かるんだけどね。
「よし。奥に進むぞ!」
俺は声を極限まで小さくして喋った。アルはただ頷くだけで、先へと急ごうとしている。
「あれって?」
「地下への入口みたいだわね」
すごく微妙だが、地面に5mくらいの正方形の切れ目があった。すぐに気がつけて良かった。これも俺の運なのかな?
俺がその切れ目から地面を取り出すと、案の定地下に行く階段が造られており、地下へと繋がっているのが分かる。階段の長さからして、地下は相当な広さなんだろうな。
少し奥に進むと「ううっん!うううぅぅぅ!」と言うような、布で口を塞がれた様な声が聞こえてきた。
アルが少しびびったのか俺に抱きついてくるが、その後俺は突き飛ばされ、この世の理不尽差を実感する。
俺のいた世界ではまだ男女差別があってもおかしくないんだけどな?まぁこっちの方が俺的にはいい。突き飛ばされたのは納得がいかないけどな!
1分くらい歩くと、段々と声が近くなる。
階段の終わりが見えたが地下の部屋はそれほど大きく無いみたいだ。案の定拷問部屋が設置されており、部屋が横並びで五つ程ある。でも今使われている部屋は1番左の部屋だけみたいだ。
俺とアルはすぐさま駆け寄り、ステファニーちゃんの安否を確認する。どうやら、ステファニーちゃんは縄でぐるぐる巻にされていて、服は来ているようだ。口には布でシンプルな拷問スタイル。
「君はステファニーちゃんだね?」
俺がステファニーちゃんに声をかけると、「うううっ!」すごく激しく声をあげ、少しだけ顔が赤くなっている。熱でもあるのか?
「おいアル。お前ってステファニーちゃんの顔って知ってるか?」
首を横に振る。やらかしたな俺らステファニーちゃんの顔知らないや。まぁでも助けてはあげるけどね。
俺とアルは急いで縄を解くとそこには、綺麗なピンク髪で目鼻立ちの整った幼児体型の女の子がいた。
全くひどい奴らだ。こんなに小さな子を拷問するなんて。俺は最後に口についた布を外した。
「君は街長の娘のステファニーちゃんだね?」
俺はまさに日本で良くあった営業スマイルが如く対応する。
「ちっ。そうなのですよ!」
ステファニーちゃんは少しキレ気味で答えた。て言うか舌打ちしなかった?
「じゃ、じゃあここから逃げようか」
俺はステファニーちゃんに手を伸ばた。
すると、手を弾かれた。まぁそうだよね。ずっと男共に拷問を受けてきたんだ。男性恐怖症になっても不思議ではない。
「ちっ!私の│天国に土足で入り込まないでほしいものです。とっとと帰って下さい」
ん?何か頭の中に最悪なパターンが連想されてくるんだけど?
「今なんて?」
「だーかーらー。今私は放置プレイ中なのですよ!2日間くらいご飯の時しかやって来ませんが、きっともうそろそろ、私を拷問に来るはずなのですよ!」
顔を赤くして答えてくる。
あーなんとなく分かったわ。こいつダメなやつだ。
「そ、そうか...でも親御さんが心配してるから、ちゃんと行ってからまた戻って来ようね」
「それもそれでおかしいんじゃない?」
ツッこんでくるアル。空気読め!
「ま、それもそうですね。アイツが心配してるかもしれないから一旦帰りますか」
ステファニーちゃんの頭のネジが飛んでて俺も嬉しいよ!
「見つけだぞ...」
何か一作品に絞った方がいいと、他の小説家さんに言われたので、絞りたいと思います。どれにするかはまだ未定です。感想で教えて暮れると助かります!