6 洞窟
誤字とか本当にすいません。初心者を言い訳にする気はありません。でもこれからはもっと気を付けて脱初心者になりたいです。後アルと主人公の喋り方がニュートラル過ぎると指摘も受けました。これからは直して行きたいです
俺は今アルの家から借りた馬車に乗っている。
別に貰った訳では無い。ただ一生借りているだけだ。俺にもジャイ〇ンの気質があるのかな?
まぁまぁそれはオイトイテ、俺にはハッキリとしたステータスが分からない。何故ならステータスの運が強調し過ぎてるかなら。
オマケに権能だとか言って魔法とスキルは使えないしな。俺のはただ単に運が良くなるだけ。どうしたもんか...
ん?まてよ俺は何かを忘れてはいないか?そうだ!
俺はポケットの冒険者カードを取り出し裏を見てみた。
そうそれだ!ベルファストの権能者。俺はその文字を押して詳細を見てみた。
『ベルファストの権能者。
それは古代より世界がベルファスト王にのみ与えた権能である。だが世界に認められてから、なおベルファストにも認められなければならない。これに認められし者%#@!8mx~となり、」@.%7i1rhHjになるだろう』
「何言ってるかわかんねーよ!」
俺は思わず叫んでしまった。
「ど、どうしたの?」
アルが聞いてくる。
「いやぁー何でもないさ」
と、俺は適当に誤魔化す。
でも何なんだ?ベルファストに認められるって?しかも最後の方には曖昧な表現だし...まぁ運も立派な力だ。でも文字化けしてる所は何だ?
「フェイト!大変よ!コウモリの群れが襲ってきてる!」
「え?何言ってるんだ?今は昼だぞ?」
俺は外を見てみた。数えている訳では無いが軽く百万はいるだろう。
「まぁあんな雑魚モンスターなら簡単に倒せだろ?」
「何言ってるの?コウモリは単体でBランク指定よ。群れになるとAランクはある。しかも今回はあんなに...」
「マジか...」
あれ?俺の運はどうした?何だ?このステータスは飾りか?ただ俺に自分の力量を分からなくさせるための神からの妨害工作か?
「とりあえず逃げるぞアル!」
「う、うん!」
進路を変更して近くにある洞窟の中に逃げ込んだ。
「あれ?こんな所に洞窟なんてあったかしら?」
「まぁいいだろ。ここに入った瞬間コウモリも来なくなったんだし」
「それにしてもコウモリが極度の闇嫌いだってよく知ってたわね。」
「お、おう」
危ねー。運悪いけど運良かった。
「でも本当に変なのよね。私冒険者稼業をやっててよくここは通るけどこんな洞窟初めて見るわ」
「へぇーそうなのか」
「何か変なのよ。一応奥に行きましょ」
「まぁ急いでる訳でもないしいいか」
奥に進むと。大きな扉があった。そしてその隣には台が置いてあり、その上には扉の説明がして合った。
『この先に進める者、世界にベルファストを認められた者』
「意味わかんねーよ」
俺は思わず口に出してしまった。
「それはそうでしょ。これははるか1万年前に栄えた『ベルファスト文字』だもの。まだ解読はされていないわ」
「そうなのか?」
俺は度々不思議だったんだ。冒険者登録の時といい今回と言い。俺にはどうやらこの世の言語が完璧に分かってしまうらしいな。
「じゃ、じゃぁー行こうか」
「えっ?でもこの...」
アルがそう言いかけた瞬間扉が自動ドアのように開いた。
「えっ?どうして?」
「いやなんとなく分かった」
「そう言えばフェイトって運命神様の...流石だわ」
「1つ気になったんだが、俺が隠蔽していたと言う可能性を考えなかったの?」
「ほんとにフェイトって何も知らないのね。隠蔽は隠すだけであって偽造する事は出来ないわ。更に冒険者カードの材料は企業秘密で、あの魔道具じゃ無いとカードに文字を書くことは出来ないの」
「へぇー」
俺はこの世界に感心した。中世なのに文明進んでるな。
俺がそんなことを考えていると、先には...
ブクマは神です