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異世界生活は『LUCK』onlyで!  作者: 真成 夜初
異世界生活の始まり
2/23

2 人生の終わり、そして始まり

今日はこれで終わりです。1週間くらいは1日2回投稿で行きたいと思います

「ううっ。ここは?」


そう思った瞬間に俺の頭には、痛みとともに刺された腹を思い出す。


腹を確認してみると、何も無くむしろ筋肉質になっていた?別に筋トレとかはしたことないんだが...まぁいい


とりあえず今の状況を確認しよう。俺はまず服は出かけてきた時のおしゃれな格好のままだ。


でもなんだ?俺は確かに腹を刺された。『痛い』と、一言で話せるような痛みでは無い。あれには俺も死を覚悟した。


そして周りには、何も無い野原が広がっている。それに感じた違和感はそれだけでは無い。


空気が美味しすぎる。現代社会の日本では、日々のガソリンなどで少しばかり、空気が汚染されているんだ。それも、都内となるとかなり酷い。


更に、こんな何も無い所日本にはあるのか?

否──北海道は何となくありそうなイメージはあるが、ここは寒くない。適温だ。


しかも奴らは、俺の体には興味あるとか言ってたな...。普通は放置しない。


そう。俺は今、二つの可能性を信じている。


1:『天国』まぁ俺は刺された。普通は死ぬと考えるのが一般的であろう。


2:『異世界転生』そう。今俺はこれを確信している。こっちの方が可能性は高い。第一に俺は今天国に仮定するとしよう。俺には最初『痛み』を感じることが出来た。確かなことは、俺の体は今現在を肉体であると言う事だ。


しかも俺が、普段よく読む『ライトノベル』では、何故か中世の物語が多かった。何故だ?異世界なんだから、もっと科学が進んでる時代があっても良いんじゃない?とも思ったが面白いので良き!


まぁ『異世界転生』で間違えないだろうな。でも体はそのままだけどな。


ん?...そのまま?いや何かを見落としてる...そう筋肉だ!これだ。俺が一番最初に気づいた違和感は自分の体だな。妙に軽い。中肉中背だった俺は、朝起きても体が重くてベットから出るのが大変だっぜ。


まぁええか。持ち金なんて、役に立たないもいい所だよ。折角人が奢って上げようと3万円も用意したんだぞ。なのに正体があれか...つくづく俺は不幸だ。


それよりも俺はいま危ないな。俺の予想が正しければ、この世界には『魔物』なるものがある。まぁ適当に進んでればいつか着くさと思い、足を進める事にした。


「まだ歩くのかよ...」


俺はもう3時間くらい歩いているのだ。けど全然終わりが見えてこない!!


ここまでくると、牧場で飼われてる牛の気分が分かって来そうになるぞ。


「あっあれは...」


もうしばらく歩いた頃に、地平線の彼方には、森が見えた。


俺ははるか数100キロはあるであろう道を五分で走りきった。


「ん?」


俺は今人間だよな?あれ?今のは流石におかしくありませんこと?


しばらくして、俺はあることに気がついたのだ。


「俺...全然疲れてない」


そう。精神的にはもう限界の所まで来ているが、何故か足は疲れていない。


まぁいいか。別に困る事でもないし、逆に嬉しいし...。


「入るか」


俺は森に入る事にした。別に森と言っても、ジャングル見たいな場所では無い。何故か綺麗に整ってあり、作り物じゃないかとも思ったくらいだ。


「相変わらず誰も居ないな」


そう思った刹那、俺の目の前には金髪碧眼のスレンダーな美女がいた。


「覚悟ぉ!」


「えっ?えっ?ちょっとまっ...」


そういった瞬間にびっくりした顔でこちらを見てきた。


「君は『怪人』かな?」


「ん?怪人?俺はれっきとした人間何だが」


「でも...何?その格好...嫌でも悪くは無い...むしろ」


何かボソボソ言っている


「ん?なんか言った?」


「いやいやいやいや何でも」


いやいやいやいやっておかしいでしょ?って怪人って何?


「あのぉーつかぬ事を聞きたいんだが、『怪人』って何?」


「えー!知らないの?怪人を?」


「実は俺、何か知らないけど東の村から旅に出ていたんだよ。そしたら何か何も無い野原に居たんだよ!」


めっちゃ何かって言葉出た。あるよね、先生とかに怒られて、言い訳する時とか「何かー」って出るやつ。今まさにそう!


「うんうん。取りあえず悪いものって覚えとけば良いよ!それよりも...」


説明テキトーだな。面倒見の悪いことで...。


「なんだ?」


「あの野原から来たってほんと?」


「ああ本当だけど?」


「あの草原って...」





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