プロローグ
どうもyoruhaです。あまり気乗りしなかったので、息抜きの息抜きで書いて見ましたw
プロローグ
その日『それ』は生まれた。
『それ』は極平凡な家系に生まれた、人
だけど『それ』は顔立ちが綺麗で平凡とはかけ離れた、有名人のオーラをに身に纏う。
そう。『それ』の正体は俺こと、太田 落下。俺は生まれてすぐに容姿に全ての運をもって行かれてしまった様だよ。
絶対神様は俺のステ振り間違えてるだろ!って毎日の様に思うよ。
まず幼稚園の時だ。そのオーラから、人は誰も寄って来ない。つまり俺はぼっちだった。玩具が欲しい時の「カーシーテー」なんて1度もやったことなんて無いぞ。
何故なら近ずいただけで、全てのおもちゃを「こ、これどうぞ」何てやって来るんだ。
なんだよ、幼稚園児が尊敬語使うなよ!悲しくなるだろ?
小学校に行く時は、入学時にヤク〇と思われる集団に襲われて骨折。全治1週間。
1週間俺は黒縁の伊達メガネを付けて、明らかな陰キャ感をだした。俺は今日初めて友達が出来るとワクワクしていたさ。
なのに...もうクラスの中で、グループが存在していた。何故だ。今思うと何故だ?お前ら小一だろ?なぜグループを作る?泣くぞ?いやもう泣いてるぞ?
「あの」
俺は勇気を振り絞って、とある3人組の陰キャ集団に声をかけたさ。すると、
「はい?何でございましょうか?鉛筆削りですね?お任せ下さい!」
「えっ?あの...」
「遠慮は入りませんよ」
あれ?君小一?何なの鉛筆削りって?要らねーよ。むしろお前が欲しいわ。
いや...今のはそう言うのじゃなくてだな。
友達が欲しいって意味だからね。
ほ、ホントなんだからねっ!/////
中学時代も同じだ。そのまま小学校から中学校に上がっただけだ。
中学生にもなると俺はもう女子から崇められていた。なのに何故声をかけない?
今声かけたら多分俺おちるよ?
ねーお話しようよぉぉ!!
このチキンがぁ!これは俺が毎日思ってた事なのだ。
だから今俺は勉強に勤しみ、東京の一流高校に入ることが出来た。
いや今と言う表現は正しく無いな。
何故か教えろって?しょうがないな。
〜1週間前〜
俺は都内の学校で、寮ぐらしをしていた。
その寮は二人で一つの部屋なのに、何故か俺は1人、これは流石に日本グルになってるイジメなんじゃ無いかとも思ったさ。
こうなったら相談してやる!
俺は学校にある『爽やか相談室』と言う、不登校気味な生徒達がよく来る、教室に来ていた。
「失礼します」
俺は硬い意思をもって、ドアを開けた。
「ひぇー」
「爽やか相談室」の役員のおばさんは失禁、俺は何故か先生に「きっ、君はもっと考えて行動した方がいいですよ」となぜか、下からきた。
何なんだよ!俺には相談する権利も無いのか?
俺は怒りながら職員室をでた。起こっていたせいなのか前を見てなくて、人とぶつかった。
「きゃ!」
「あーごめん」
って女の子だ。なんか悪いことしたな。
「おっ、太田くん」
ぶるぶる震えながら青ざめた表情で、俺の名前を呼んだ。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい本当にわざとじゃないんです。」
そんな謝らんといて...おっ!閃いた!
「じゃぁロイン交換してくれたら許してあげる」
俺は少しだけ攻めてみる事にした。
「何をそんなご冗談を」
何か悪い事してる商人みたいな声になってるぞ?
「ホントだよ!交換してくれないと許さないからね!」
「じゃ、じゃぁ...」
俺はフルフル機能と言うものを使った。
よし!これでロインの友達が三人目だ!
これではもうぼっちじゃない!
「しゃぁぁぁあぁぁああ!」
この日俺は「生まれてきて良かった 」って思ったよ。
家に帰ったら、凄く恥ずかしい行動したよ。ジャンプしたり、鼻歌歌いながら勉強したり、風呂に入りながらロインの友達画面を凝視したり。もうそれは凄かった。
何て送ろうかな?俺は1時間悩んだ末に、「よろしく!」にした。1時間もったいねー。だけどいい!友達ができたんだ。
あれ?返事か来ないどうして?俺は布団で何もせずに、無気力でゴロゴロしていたら1時間後返信が返ってきた。
「夜露死苦」
ん?何かのギャグ?その後に「間違えた!」
と帰ってきたのでスルーしておいた。
そして、日に日に仲良くなった俺達は今週末に遊びに行くことになった。嬉しすぎるよ。やばい二人で遊ぶなんて3歳の頃母さんと遊んだ時以来だよ。
俺は凄くおしゃれをした。普段は絶対に着ないであろう黒い長ズボンに、縞模様のTシャツの上に薄生地のカーディガンを羽織っている。
俺は、10時待ち合わせだったが1時間前集合をしていた。俺は集合場所である人気の無い廃墟まで来ていた。何でこんな所集合?
まぁいい。
そん考えてると、俺は後ろから棒のようなもので叩かれた。そして、俺の意識は無くなった。
「おい!起きろ」
それは聞き覚えのある声だ。俺は誰かにほっぺをペシペシ叩かれている。
「ううっ...痛った!」
叩かれた痛みが、遅れてやってきた。俺は頭を押さえようとしたがそれは叶わなかった。何故なら、俺は今縛り付けられて、床に寝かされてるからだ。
「起きたか」
俺は声の聞こえる方向に、目線をやると、それはびっくり俺の唯一無二の友達だったのだ。
「お前は...」
「私は花田 哲子ヤク〇の娘よ」
「...」
「貴方の体を欲しがる人は海外に何人もいるは。それでね高校卒業するまでに、連れてこいってお父さんに言われたのよ。ラッキーだったは。まさかあっちから来るなんてね」
冷たい声で言われた。やっぱりそうだよな。
俺の人生はもう決まって居たんだ。
そんなの分かりきった事だ。今までだってそうだった。
「じゃぁね」
その声と共に、腹からは大量の血が流れ、俺の人生は幕を下ろす。