第1話
これから宜しくお願いします
彼はただ何処にでもいる凡人
サラリーマンをやりながら一人暮らしをしていた
「ああ、何かないかな」
そう、彼は飽きていた。
この平凡過ぎる日常に
ただ何処にでもいる凡人でも、平和はいつか飽きるのだ。
そして今死ぬとも知らずに
信号を渡ろうとして、そして.......
目覚めると彼は誰かに抱かれていた。
「よしよしお母さんでちゅよー」
この女の人は、なんていったんだ?
ほかに誰かいるのか?
しかし、そこには目の前の女しかいない。
もしやと思いとっさに手を見た。
嘘だろ、俺が赤ん坊になっている!?
そう彼は転生したのだ
転生してから3年たった。
俺はジーク・タルシスと名付けられた。
ついでにあの女は俺の母親で
名前はラミア・タルシスというそうだ。
そして父はロフト・タルシスというらしい。
そしてこの世界なのだが
俗に言うファンタジー世界だった。
この世界はどうやら魔法があるそうなのだが魔法の適正がないと使えないらしく俺は今、父と一緒に魔法の適正を見に行くところだった。
「はぁ、早く魔法を使ってみたいなぁ」
そう俺は今とても興奮している
実は一度魔法を使って見たかったのだ。
「こら、少し落ち着きなさい」
そう言ったのは父だった
彼はとても無口なのだがやはり少し息子魔法の適正を見るのが楽しみそうだった。
この世界には主に6属性の
火、水、風、土、光、闇
が基本である。
そして神殿に着いた
魔法の適正はここで見るのだ。
神殿の中には若いお姉さんがいた。
「魔法の適正でしたら、この水晶に手を触れて下さい」
そう言われるままに、水晶に手を触れた
すると水晶には6つの色が出た
そしてお姉さんが
「こ、これは!全属性の適正です!」
と言った
「あの、それってすごいんですか?」
このお姉さんが言うには
2属性が10人に一人、3属性が100人に一人、4属性が1000人に一人そして5属性からはさらに跳ね上がり1000000人に一人
そして6属性は10000000人に一人なんだそうだ。
どうやら俺はチートを手に入れたらしい。