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MIDDLE PHASE 3

GM:さて、さっきも言った通り今君たちがいる部屋の両端には1つずつ扉がある。


叶実:どっちに進めばいいの?


GM:……まぁ、教えとくか。右に進んで。左はまだ鍵がかかってるから。


雫:そういうのアリなんだ(笑)


GM:直感!あくまで直感的に右を選ぶんだ(笑)


雫:了解。じゃあ右の扉に近づいてトラップ探知!


GM:毒ガス。


雫:解除。


GM:はい。


叶実:もはや流れ作業だな。(一同笑)


GM:リプレイにしたとき達成値とかいちいち書かないかも(笑)


雫:それじゃ、中に入ります。


GM:OK。そこは30m四方の大きめの部屋だね。君たちから25m先に宝箱が置いてあるよ。


雫:ふむ。じゃあとりあえず宝箱がスキルの射程内に入るように、全員で5m前進するか。


GM:OK。では全員で進むと…ばたん!背後で扉が閉まりました。


叶実:ですよね知ってた。


雫:次は1人で宝箱に向かいます。


GM:お前ら少しは取り乱せよ!?……はい、えーと……雫が宝箱のところに歩いていくと……


雫:……あ、チャリで!!(一同爆笑)


GM:乗ってたなそういえば(爆笑)……って、スリップ食らったときの落下ダメージ換算するの忘れてたじゃねーか!??


雫:あ、そういえば。……じゃあまぁあのときは乗ってなかったってことで。ほら、触手に絡まれてたし。


GM:……まぁ、過ぎたことだしそれで良いや。で、えーと…宝箱にエンゲージしたところで危険感知!


雫:達成値19


GM:………成功。(←あっさり成功されてがっかりしている。)えーと、それじゃあ君は気づいた。


雫:何に?


GM:宝箱からよだれが流れていることに。(笑)


雫:いや判定せずとも気づけよそのくらい(笑)


GM:そこはルールだから。えーと、ヨダレを垂らした宝箱がいきなり遅いかかってくるけど、判定に成功したから雫はひょいっと避けるね。


叶実:チャリでひょいっと飛んだ!?(一同爆笑)


GM:ひ…ひょいっと身をよじった!!これで!!!


雫:今回の敵はこの宝箱?


GM:そう。エネミーの名前はミミックだ。…で、ミミックが動き出したのを見て、部屋の端に隠れていた二匹のギルマンメイジが飛び出してきたね。


叶実:魚市場!!


GM:行かねぇよ!?(一同爆笑)それじゃ、戦闘に入ろう。



□■□



ラウンド1


セットアッププロセス。

女神様は安定の《ハイロウコール》でカドケウスの杖を召喚&ダメージロール支援を行った。



GM:それじゃ雫ちゃんのメインプロセスだ。


雫:はいほい!敵さんは同一エンゲージ?


GM:うん。雫、ミミック、ギルマンメイジ×2が同一エンゲージで、20m後方に女神と叶実がいるね。


雫:把握しました。マイナーで聖水、メジャーで《ワイドアタック》!命中は(ダイスを振る)…21


GM:クリティカル以外無理…………全員失敗!


雫:《ピアシングストライク》発動!ダメージロール(ダイスを振る)…59点光属性魔法ダメージ!!


GM:うっ魔法ダメージか……やっぱ聖水強ェな……げぇっ!?ミミック一撃死亡だよ!??


雫&叶実:いぇーい!!


GM:えーと…(ギルマンメイジのHPを確認し、)ギルマンメイジ2匹にもダメージが通ったね。




この時点で既にギルマンメイジの残りHPが1だったことはナイショである。




雫:それじゃ行くぞ!!(右手を前に突き出し拳を握りながら…)《スティーーーーールっ!!》(爆笑)


GM:も…もうなんでもいいや(笑)ロールどうぞ。


雫:まずはギルマンメイジ1匹目………12!




12…EXMPポーション×3




雫:いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁああ!!!


叶実:これで女神支援が安定供給だぜ!!


GM:いや、まだ足りないと思うぞ(笑)


雫:だったら次も当てる…もう1匹のギルマンメイジは……(ダイスを振る)…13!!




13…EXMPポーション×3




雫:勝ったな(キリッ


GM:まじかよ(笑)……じゃあ最後、ミミック。


雫:さて、ここからが本番だ。なにせ見た目が宝箱だからな。とんでもないお宝が眠っているに違いない。……叶実!アレをくれ!!


叶実:あいよ!《トレジャーマニア》を雫ちゃんに!


雫:よっしゃあ!4Dでドロップロ〜ル!!(ダイスを振る)…2、1、1、6…合計……10?(一同爆笑)


GM:何故4D振って前の2つより低くなるんだっ!?(大爆笑)


雫:ここぞって時のダイス目弱ェェェ!??(爆笑)


叶実:……チッ…使えねぇ(大爆笑)


GM:えーと、ドロップ品は……




10…メイジローブ




雫:……ギリギリ妥協点?


GM:ま…まぁ、これまだ《スティール》の分だし。


雫:あ、そうか。ミミックは倒したから後でまたロールできるんだ。


GM:そうそう。というわけで今はとりあえず戦闘に集中な。次は行動値9のギルマンメイジの行動!




ギルマンメイジは《バッドステータス付与:放心》を乗せた魔法攻撃をそれぞれ女神と叶実に向かって解き放った。

だがしかし、ギルマンメイジの攻撃力は2D+22しかなく、カドケウスでブーストされた《プロテクション》や、2人の魔法防御力を前にダメージを通すことは叶わなかった。




GM:ぐうっ……ここのエネミーはついでだったとはいえコレはあまりにも……


叶実:ハイハイじゃあこれでおしまいね。《エアリアルスラッシュ》!命中は……クリティカル!




こうして、ギルマンメイジ2匹はロクな活躍を見せることなく散ったのであった。



ドロップ品



ギルマンメイジ1……EXMPポーション×3


ギルマンメイジ2……霊水×3


ミミック…黒のローブ





雫:おおっ!?黒のローブか!!


叶実:なにそれ強いの?


GM:装備すると知力が1上がるね。


叶実:え?なにそれ欲しい!!(←知力高い)


GM:ただ……さっきドロップしたメイジローブはメイジしか着れないけど、黒のローブはアコライトも着れるんだよな…「ねぇ叶実ちゃん。私着てもいい?」(一同爆笑)


叶実:(←絶望感に襲われたような顔)


GM:そんな顔すんじゃねぇよ!?(一同大爆笑)


叶実:ぐっ…ぐへへ……女神様のためならぁ…アタシは幾らでも…ぐへ……我慢しやぐへへへへ(大爆笑)


雫:お前キャラ濃すぎるだろぅ!??(一同大爆笑)


GM:それでもへりくだり続けるその姿勢はカッコいいわ(爆笑)




こうして『メイジローブ』は叶実、『黒のローブ』は女神が着ることとなった。



□■□



叶実:そういえば入り口閉まったままだけどどうすんの?


GM:そーだった。えーと、部屋の北東側と南東側の隅にボタンが1つずつあるね。


雫:なるほど。そいつを同時に押すとエネミーが出てくると。


GM:さぁ、どうだろうね。


雫:(笑)…じゃあ、女神様にはプロテクションをかけてもらうためにボタンの丁度中心にいてもらって、現代人2人でボタンを押しに行こう。


GM:あ、シーンは持続中だからな?女神はまだカドケウス持ってるよ。


叶実:え?そーなん??じゃあ《トレジャーマニア》もう使えねーな。


GM:そういうこと。そういうこと。


雫:…ボタンにトラップって仕掛けられてないよね?


GM:無い無い。安全安全。


雫:どうだか(笑)じゃ、女神様。ボタン同時に押すための掛け声を。


GM:え?なにそれ??えーと…じゃあ……

「お前たち!や〜っておしまい!!」


雫&叶実:「アラホラサッサー!!ポチッとな!!」(一同爆笑)


GM:だから何なんだよこの掛け声(爆笑)……えーと、2人同時にボタンを押したから………ガチャリ。扉に鍵がかかりました。


叶実:………………ん??(GM大爆笑)


雫:まさか、扉閉まっただけで鍵かかってなかった?


GM:うん(笑顔)


雫:最悪やぁぁあ!!お前最悪やぁぁあ!!(爆笑)


叶実:学術書で殴るぞコラァ!!(一同爆笑)


GM:やめろっ!?引っかかったお前たちが悪い!!まぁどっちにしろ先へ進むためにはこのボタン押すしかなかったんだがな。それでも、誰か1人外に待機させとけば簡単に鍵を解除できた。


叶実:ゲスやこの人!!


GM:フハハ!何とでも言え!!さて、すると君たちのいる部屋の中央の床がぱかっと開き、なにやらどでかい装置が現れたね。


雫:またゴーレムか?


GM:いや違う。今度のは動く様子はなさそうだ。その代わりに警告をならすサイレンが鳴り響いてるね。『警告!警告!自爆装置が稼働しました。後1分で爆発致します』


雫:(さらっと)トラップ解除


GM:できるかぁっ!?(一同爆笑)ここでやってもらうのは行為判定よりももっと複雑。そう、FS判定だ!


雫:げぇっ!?マジで!??


叶実:えふえすって何?


GM:まぁ、ちょっと手の込んだ判定合戦みたいなやつだ。それじゃ、ラウンド進行に入りまーす!!



□■□



GM:まず最初にこのFS判定の概要を説明しよう。目的は、自爆装置を停止させること。


叶実:まぁ、そりゃな。


GM:制限人数は2人、能力値は器用、難易度13、終了条件は3ラウンド経過だ。あと、支援判定は精神だね。


雫:完了値は?


GM:10だ。


叶実:ちょっと何言ってんのかわからないんですが。


GM:大丈夫。ノリでついてくれば行けるから。


叶実:わ、わかった。




ラウンド1



GM:ではまずはセットアッププロセス!……とはいってもここでは《アタックハイロウ》は必要ないね。


雫:だろうな。


GM:では次イニシアチブプロセス!支援判定を……女神でいい?


雫:支援は精神だっけ?…じゃあ精神一番高い女神が行くのが妥当だろうな。


GM:OK!では女神の支援判定!!(ダイスを振る)

……達成値15で成功!!メインプロセスで行う判定の達成値に+2だ!!女神様が君たちを応援してるよ!


叶実:おぉ。何て?


GM:「お前たち!やーっておしまい!!」(爆笑)


叶実:それは応援じゃねぇっ!?(一同爆笑)




だんだん女神のキャラがおかしな方向へブレ始めた。




GM:次、メインプロセス!!まずは自爆装置の全体的な構造を把握するんだ。判定は「トラップ解除」!


雫:お、《リムーブトラップ》つかえるじゃんやったね!3D+6で………16!!女神支援も重なって達成値は18だ!!


GM:高ぇ!?進行値が一気に4上昇!!トラップの構造を把握することに成功したので難易度が2下がるぞ。


雫:よし、上出来。


叶実:えーと、次は私が判定すればいいのかな?


GM:いいけど、メイジだし、器用は苦手だろ?進行値がマイナスになる可能性もあるから振らなくてもいいよ?


叶実:いや振る!何故なら私にはコレがあるからだ!


GM:?


叶実:トラップ解除に、《トリビアリスト》を使用!


GM:(ぶっと吹き出し)あーーっ!??あったなそんなスキル!??


叶実:フハハ!これで楽勝だぜ!!(ダイスを振る)

……げ!? 1と2!??(一同爆笑)


GM:知識じゃ爆弾は解けなかったか(笑)


叶実:……いや、達成値は20です。(一同超爆笑)


雫:待て待て待て待て待て(大爆笑)何が起きた!?


叶実:まず、素で知力8、学術書で+1、《ハイウィズダム》で判定の達成値に+6、女神支援の+2、そしてダイス目の3。合計で20!


雫:ほんとだっ!??


GM:固定値オバケかよっ!??えーと、当然の如く進行値の上昇は4。…これで進行値は8まで来たね。

それじゃクリンナッププロセスを挟んで次のラウンドへ。




ラウンド2



セットアップはとくに無し。イニシアチブで難易度が11に下がった支援判定を女神が難なく成功。そして再びメインプロセスへ。



GM:進行値が8に到達したことで、君たちはとうとう自爆装置を停止させる最終段階へとたどり着いた。


雫:はや


GM:うるせぇ(笑)君たちの前に現れたのは、赤と青の動線だ!!どちらか正しい方を切れば装置は停止する。これから先、使用する能力値は片方が感知、もう片方は幸運となる。


叶実:直感で切るか運任せに切るか(笑)


雫:じゃあここは直感で!感知で判定を行います!!(ダイスを振る)……げぇっ!?達成値12!??


GM:相変わらず素敵なダイス目だこと(笑)進行値は1点しか上がらなかったよ。


雫:ううっ…次のラウンドでフェイト使うか。


叶実:いやいや。ここで終わらせますよ。


雫:は?いやだって次の判定は幸うおおおおおおおおおおおおお!??コイツ……幸運高ェ!??


GM:え?(叶実のキャラクターシートを見て)ぐわっ!??何だこれ!?《トレーニング幸運》に『幸運のストラップ』さらに『Aスマートフォン』でも幸運上げてる!?(一同爆笑)


叶実:幸運判定!2D+9+2!!(ダイスを振る)……出目は6と4!達成値21!!!(一同爆笑)


GM:高い高い高い(爆笑)これで進行値が完了値に到達したので、FS判定成功です!!叶実ちゃん強すぎ(笑)


叶実:ドヤァ……(一同爆笑)





こうして自爆装置は無事に解除され、それと同時に部屋の扉も開いた。

そして、自爆装置の中からは、イソギンチャクの部屋の左側にあった扉の鍵が見つかったのであった。




□■□



以下、回復のために幾つかアイテムを使った後のデータである。





《装備品》

ファインダガー/ファインダガー

レザーアーマー

ファインバックラー

アスリートギア


《所持品》

iスマートフォン、自動二輪車、レトルトカレー×5、聖水×5、EXMPポーション×6、


《シナリオアイテム》




叶実

《装備品》

ライトメイス/手提げバッグ

サークレット

メイジローブ

学術書


《所持品》

Aスマートフォン、栄養ドリンク×2、幸運のストラップ、霊水×3




女神アイム

《装備品》

黒のローブ

高位聖印


《所持品》

釣り竿、強酸瓶×3、滑剤瓶×3、にく×1、バックパック




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