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OPENING PHASE

GM:さて、それじゃあオープニングフェイズから始めよう。まず君たち2人は目が覚めると、どこか薄暗い…広さのわからない部屋の中に倒れていた。


叶実:うっ…ここは誰?私はどこ??


GM:その設定アリなのか。めんどくさいな(笑)


雫:じゃあチャリごと倒れてます。


GM:降りろよ(真顔)


雫:わかったよ(笑)とりあえず立ち上がって辺りを見渡します。


GM:OK。すると君たちの目に入ってくるのは、淡い光を放ちながら空中で浮遊している1人の少女の姿だ


雫:いきなり超人演出かよ!?(笑)


GM:因みに釣り竿をもっている。


雫:なんでだよっっ!??(一同爆笑)


GM:いや、まぁライフパスの目的が『憧憬』で、それを表すために虫取り網的なもの持たせたかったんだが、そんなデータ無かったので代用で釣り竿を。


叶実:もう少しマシなものは無かったのか。




実際女神は《フィッシング》を持っているので釣り竿をもっていても別に不思議ではないのだが。

……女神というキャラ設定さえ除けば。




GM:それはそうと、その少女は口を開きます。

「雫さん、叶実さん、初めまして。私の名は女神アイム。『豊穣の女神アエマ』の娘にして、あなたがたをエリンへと導いた者です」


叶実:学術書で殴ります。元の世界へ返せーーっ!!


GM:早ェよ!!?(一同大爆笑)つーかお前記憶失ってたんじゃないのか!??


叶実:まぁ…シナリオの途中で頭打って記憶失う方向で。




いいのかそれで。




GM:ま…まぁいい。とりあえず女神は言葉を続けます。「実は先日、私は母上様からこの世界のことをよく知るために冒険の旅に出るように言われまして、今は共に旅をするパーティメンバーを探していたところなのです」


雫:GM声低い。


GM:「うるっさいわね!!」(一同爆笑)


叶実:女神様キャラ変わったぞ(爆笑)


GM:声低いとか言われたらそら怒るだろ(笑)続き「…そこで私が目をつけたのがあなたたちってワケ!ねぇ2人とも、私と一緒に冒険してみない?」


雫:ちょーーーーっち何言ってるかわからんスね〜。


叶実:あの……アタマ、ダイジョウブデスカ?


GM:お前ら酷すぎねぇか!??(一同大爆笑)


雫:へっ!それ、例えついて行っても私たちには何のメリットも無…


GM:「因みにあなたたちに拒否権は無いわ」


雫:ねぇのかよっっ!??(一同爆笑)


叶実:女神の方が酷いじゃねーか(笑)


GM:「当然じゃない。私は女神よ?エライのよ??だったら素直に言うことを聞きなさい愚民ども」


叶実:いくら何でもキャラブレ激しすぎるだろう!?(一同大爆笑)最初の誠実そうなのはどこいった!?


GM:「何を言っているの?私はとっても誠実よ」


雫:どこがだーーーーっ!!???(一同爆笑)




因みに女神様の性格は途中からフランクになる予定ではあったが、偉そうになる予定は一切無かった。




叶実:つーか待て。普通の女子高生がいきなり異世界にやって来て冒険しろなんて言われても無理があるだろう。


GM:「そのへんは問題ないわ。私は女神だから、あなた達に力を授けることができるの。2人にはとりあえず『風の魔法の力』と、あと…えーと……(雫のキャラクターシートを見て)…『窃盗の力』を授けたわ!!」


雫:なんつーもん授けてくれてんだよ!?(笑)


GM:ま…まぁ、前置きもそろそろいいだろう。それじゃ最後に女神様はこう言い放ちます。

「それじゃ早速神殿に向かってクエスト受けるわよ!異論反論拒否抗議反発等は一切認めないわ。」


雫:怖ェこと言い放つんじゃねーよ(笑)


GM:「うるさいわね!さっさと行くわよ!!メジャーアクションで《テレポート》!!」 ビュンっ!!

こうして3人は今いた謎の空間から神殿へと転送したのであった。


叶実:そして転移先の階段の角で頭を打って私が記憶を失うと。


雫:もういいよその設定!!(一同大爆笑)



□■□



GM:さて、神殿の階段上へとやって来た君たちだが………(叶実の方を見て)どうする?タンコブでも作っとく??(一同爆笑)


叶実:とりあえず気絶しときます(笑)


GM:わかった(笑)それじゃ、神殿にやってきた女神様の神聖なオーラを察知した神官長が君たちに挨拶しにやってきたよ。


叶実:……私の治療をしてくれる人は?(一同爆笑)


GM:神官長に《ヒール》でもかけてもらえ(笑)

えー…とりあえず、神官長が跪きつつ口を開きます。「アイム様。よくぞおいでくださいました。話は既にアエマ様より伺っております。あなたがたにとっておきのクエストを用意してまいりました」

続いて女神「ふむ。それじゃ、さっさとそのクエストってやつを見せてちょうだい」


雫:2人が話してる間にチャリで逃げます。(爆笑)


GM:《テレポート》 捕まえます。(一同大爆笑)


叶実:ダメだ(笑)逃げるという選択肢が潰された。


GM:ったりめーだ!話進まないから逃げんな!!

んで、えーと…神官長はクエストの内容が書かれた紙を持ってきたね。


雫:中身を確認します。


GM:OK。クエスト内容はとある洞窟の調査だ。報酬は1万G。雫が紙を読み終わったのを確認すると、神官長はそのクエストについて追加で説明を始めるよ。

「その洞窟は初心者冒険者がレベルを上げるためによく活用している低レベルの洞窟なのですが、実は最近そこに行った冒険者たちが帰ってこない事件が発生しておりまして…」


雫:あ、察し……


叶実:初心者用じゃないのかよ……


GM:「まぁ…あくまで初心者用ですし??大したエネミーも出てきませんので!??最初の冒険としては最適かと思いますよ!??」(一同大爆笑)


雫:さらっとフラグ立てたんじゃねーーっ!(爆笑)


叶実:こ…このまま入院させて……(一同爆笑)


GM:「わかったわ!つまりめちゃくちゃヌルゲーなのね!!(一同大爆笑)よ〜し!それじゃあはりきって行くわよーっ!!」

女神は叶実を担ぎ上げ、ずかずかと神殿の出口へと進んで行きます。


叶実:待て待て待て待て待てェェェ!!(一同爆笑)こっちが動けないのをいいことに何してくれとんじゃぁぁあ!!!!は〜な〜せ〜!!(一同大爆笑)


雫:待て、最悪洞窟に行くにしても、俺ら武器とか何も持ってないんだが!?


GM:「それならそこの神官長にでも貰ったら?」


雫:え?貰えるの??


GM:神官長が言います。「1D振って出た目のレベル分だけ武器をやろう」


雫:ダイス振んのかよ!??クソ…仕方ないか…(ダイスを振る)……っしゃあ!6!!!


GM:じゃあ6レベル分持ってっていいよ。…とは言っても5レベル以下の武器じゃないと装備できないけどね(笑)


雫:…ナイフ二刀流で戦うから3レベルのナイフ2本貰ってもいい?


GM:うん。いいよ。


雫:じゃあファインダガーを2本もらいます!


叶実:ねぇ、私もそれ欲しいんだけど。


GM:ん?んー……叶実は気絶してるからな〜


叶実:ええっ!?何ももらえないの!??それ結構ヤバくない!??


GM:わかったわかった(笑)1レベ防具のサークレットを1個あげるよ。


叶実:わーい!やったー!!


GM:さて、これで最低限の装備は整ったな。それじゃ、シーンを切ってミドルフェイズに移ろう。


雫&叶実:は〜い



こうして雫と叶実は初期装備を手に入れることに成功した。


……しかし、この時GMは気づいていなかった。




……女神様の装備を貰い忘れていたことに………。




□■□



《装備品》

ファインダガー/ファインダガー

アスリートギア


《所持品》

iスマートフォン、自動二輪車、栄養ドリンク×2、レトルトカレー×5




叶実

《装備品》

手提げバッグ

サークレット

学術書


《所持品》

Aスマートフォン、栄養ドリンク×2、幸運のストラップ




アイム

《装備品》

高位聖印


《所持品》

釣り竿






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