9話 ボス部屋前にて2
さて、そろそろ新しい仕事が始まるので投稿不定期になりますが、そこのところよろしくお願い申し上げます。これからも頑張っていくのでよろしくです。
「と、まぁおふざけは終わりにして」
「おふざけだったんですか!」
「可愛いは!嘘だったの…」
リッカとユキが目を潤ませ俺に言い寄ってきた
「それは嘘じゃないし、2人とも可愛い、なんなら俺の彼女にしたいくらいなんだが…」
会って間もないしかも魔物の子達になにを言ってるんだ俺、てか葵と雫にも告られたのに、なにやってんだ俺
「な、な、なな!か、彼女だなんて、」
「本当に!」
「あ、や、えーと」
俺が言い淀んでると2人が不安そうな顔をしていた…ああーもう!ここは異世界なんだ、どっかに一夫多妻制があるはずだ!それになんだ、元は魔物でも今この子達は人型なんだ、なにを悩む必要がある俺よ!
「ふぅ〜、約束する」
「は、は本当に!」
「やった!」
「でも、条件があるんだが…」
「「な、なに?」
2人が不安そうな顔で俺を見てくる…可愛すぎだろ
「え〜とだな、もう2人、いや3人かな、もしかしたら増えるかもしれんが、いいか?」
「なんだ、そんなことか。全然いいよ、ミカは私達2人じゃ足りないくらい大きな器?存在?なんだから、そこらへんは気にしないよ」
「あと、それだけでいいの?私達は魔物だから、考え方が違うかもらしれないけど、繁殖のためならたくさんいた方がいい」
「そんな、大きな器持ってるつもりはないが、まぁありがとな。それとユキ、人型で繁殖とかいうな、なんかへんな感じがする」
「フフ、ミカは大きな器をもってるよ」
「ん、わかった。子作りにしとく」
「こ、子作りって、まぁいいや。でだ!2人にひとつお願いがある」
「ん?抜くなら手伝うよ」
「いや、違うから、確かに2人見て興奮してるんだが、違う、断じて違うからな、てか今ここダンジョン内だからな!」
「な、抜きたくなったらいつでも言ってくださいねミカ」
「お、おう。じゃなくて、2人の聖火魔法と雷魔法を俺のスキルでコピーさせて欲しいんだな」
「「??」」
2人は頭の上に?を浮かべていた
「ええーとだな、俺の隠しスキルの複写ってあっただろ?」
コクン
「そのスキルなんだが、他のやつのスキルをコピーできるんだ、だから2人の魔法を俺にコピーさせてくれ」
「「いいよ」」
「やっぱダメだよな……え?今なんて?」
「ん?だからいいよって言ったの」
「うん」
「いいのか?」
「いいわよ、強くなるためでしょ?」
「ミカにならなんでもしてもらっていい」
2人に反対されると思ったが、素っ気なくオッケーがでた
「ええーと、本当にいいのか?」
「しつこいよミカ」
「いいって言ったらいいの」
「そうか、じゃぁありがたくもらっとく」
天羽 三日月/人 LV35
スキル
鑑定
隠しスキル
複写→超強化/接近特化/魔導士(6属性 下位)/聖火魔法/雷魔法/空き3
創造
称号
嫌われ者 虐められっ子 勇者 魔物の主人
「よし、成功、えーとなになに」
聖火魔法
炎に聖属性を纏わせた魔法
雷魔法
雷を纏ったり、雷を放ったりする魔法
「まんまだな」
「ミカ、見してください」
「見して」
2人が期待のこもった顔で見てきたので、右手に聖火、左手に雷を出した
「「おお〜」」
「ミカ、すごいです!」
「私の魔法をミカが使ってる、嬉しい」
多種多様の反応を見せてくれてとても可愛かった
「よし!まぁ準備できたし、いっちょ狩に行きますか」
そして俺たちはこのダンジョン、シンキの門のボス部屋へと入っていった。
その他の作品もありますので、よろしければどうぞ。ちなみに更新はしてません、やってくつもりなのでよろしければどうぞお願いします。