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デビルタウン物語  作者: 明日こそはシンデレラ
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無力なセイジ(その2)ノーサイド

街の女1「大丈夫?ケガはない?今のうちにこっちへ。」


街の女1は、セイジのところに駆け寄り、セイジを連れて、ギャラリーの中に紛れこんだ。


ギャラリー達は、セナがばらまいた石を拾い、セナにぶつけ始めた。


三人組女1「だいたいあんた、服ぐらい着なさいよ、この変態野郎!!」


三人組女2「そうよそうよ、これだから魔物は嫌だわ、汚らわしい。」


三人組女3「かっこつけて、何がストーンシャワーよ、じゃあ、私もストーンシャワー!!」


三人組女3は、石を10個ぐらい拾い集め、それをそのままセナにぶつけた。


それを見て他のギャラリー達も、ストーンシャワーをし始めた。


セナは、ギャラリー達のストーンシャワーを喰らいまくった。服ぐらい着ろという言葉を聞いて、


セナ「そう言えば、作業着を作ろうって魔王様が言ってたなあ。よし、これからは魔物も服ぐらい着ないとな。」


などと、考え事をしていたためだ。


街の男3「フルチンシャワー!!」


いつの間にか、男達の間では、ストーンシャワーからフルチンシャワーに技の名前が変わっていた。


セナ「イタッ調子にのるな!!」


街の男3のフルチンシャワーが、セナの顔にもろ当り、セナはぶち切れ、街の男3に近づき、おもいきりぶん殴った。


街の男3は、その場に倒れ、ピクリとも動かなくなった。ギャラリー達は騒然となった。誰もがセナに石を投げるのをやめた。


本気になった魔物は恐い。


セイジもいつの間にかいなくなったし、もう帰ろうとセナは思い、背中の翼をひろげた。そして、空に羽ばたき魔王の後を追った。

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