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デビルタウン物語  作者: 明日こそはシンデレラ
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MOON'S QUEEN  自己中な女

イザナミ「お前、なんてことをするんだ!!ランダムゲートは、どこへ行くのか分からないんだぞ!!」


アンドロイド・レイコ「たぶん、あの子を必要としている世界に行くんじゃない?」


イザナミ「そうとは限らない。生物が生きていけない空間に辿り着くこともある。」


アンドロイド・レイコ「だったら、あの子はもう、この世界には必要じゃないってこと。あの子はあの子、私は私。私には、あの子がどうなろうが関係ないわ。」


イザナミ「お前は最低の女だ。」


アンドロイド・レイコ「女は誰でも2つの顔を持ってるものよ。それよりも、あの子からあなたに分離されたとき思ったんだけど、精神とは魂のことで、あなたは月の魂を管理しているの?」


イザナミ「私は、精神をデータ化して、アンドロイドにしているだけだ。精神を魂と呼ぶかどうかは、私にとってはどうでもいい。」


アンドロイド・レイコ「ということは、あなたがこの月を支配しているというわけね。」


イザナミ「支配はしていない。管理しているだけだ。月に人がいる以上、私は彼等のために、月を住み心地のいい場所にするように、プログラムされているのだ。」


アンドロイド・レイコ「なるほど。だったら、私があなたを開放してあげる。そして、私が月の支配者になるわ。私は、なんでもトップにたたないと、気がすまないタチなの!!喰らいなさい!!ハートシャワー!!」


イザナミの頭上から、赤い直径10㎝程のハートの雨が降り始めた。イザナミは、レイコの降らす雨を浴び続けた。


アンドロイド・レイコ「どう?キャバクラに行きたくなったでしょ?私に会いたくなったでしょ?もう、月の管理なんかやめて、キャバクラ通いに全うしなさい!!あなたの末路は、キャバクラに通いつめて、使い物にならなくなったコンピューター。粗大ゴミになるのよ!!」


イザナミ「うおおおお!!キャバクラに今すぐ行かなければ!!レイコに会いたい!!今すぐレイコに会いたい!!・・・・なんてことになるわけないだろ。私はお前を作り出したコンピューター、お前達アンドロイドの攻撃は、一斉受け付けないのだ。だいたい、私は動けないし。」


アンドロイド・レイコ「クッ。アトミック・レーザー!!」


レイコは、イザナミに両手から何発もレーザーを撃ったが、全く効かなかった。


レイコ「アサシン・ダガー!!このっこのこのこのおおおお!!」


レイコは、両手をどす黒いダガーに変形させて、イザナミに斬りつけたり、蹴ったりしたが、強固なイザナミには、傷一つつけることが出来なかった。


イザナミ「無駄だ。みっともないぞ、もうやめろ!!だいたい、お前みたいな自己中な女が支配者になったら、ろくな世界にならない。この世の地獄だ。」


アンドロイド・レイコ「クッ覚えてなさい!!きっといつかあなたを、私は破壊してみせるわ!!」


そう言ってレイコは、その場を飛んで立ち去った。それから、月の街ピリューエルとサギンスで、レイコは雨を降らし続け、それを浴びた人々はキャバクラに嵌まり、人々に従順だったアンドロイド達はレイコの僕になっていった。そして、サギンスはレイコの僕で占める、アンドロイドの街になっていった・・・・。




魔王・コジロー「次で最後だ。これが済んだら、さっさと時計台を呼んで、デビルタウンへ帰って出発だ!!」


最後の20人ぐらいの月人病の人達が、○の山の上に上がった。


イザナミ「では、バックラコーン!!」



     一 地球 シャンバラ付近 一


オニヤンマー・バイクに乗ったケンイチとミチルは、レムリア大陸の最北端を目指していた。


ゴリラ・ケンイチ「おい、北と反対方向に行ってるんじゃないか?」


ミチル「そうよ。最南端に行けばワープホールがあって、そこを通れば、この大陸の最北端に出るの。1回通ったことがあるから大丈夫。ところで、ゴリラさんはデビルタウンに乗り遅れたの?」


ゴリラ・ケンイチ「デビルタウン?乗り遅れた?」


ミチル「そう。1時間ほど前に月へ出発しちゃったの、デビルタウンは。私はデビルタウンを破壊するために、月へ行くの。ゴリラさんは、月人病を治すため?」


ゴリラ・ケンイチ「ああ、そうだ。なんで、お姉さんはデビルタウンを破壊するんだ?」


ミチル「私の大切な街、天竺を破壊されたから。私の大切な仲間、先輩や友達が粉々に破壊されたの。再生できないくらい。」


ゴリラ・ケンイチ「そうか。」


デビルタウンには、ケンイチの大切な仲間がいる。だから、デビルタウンを破壊させるわけにはいかない。しかし、ケンイチは天竺破壊に携わっていたので、それ以上、何も言えなかった。


ミチル「見えてきたわ、あれよ。」


ケンイチとミチルの目の前に、高さ50mほどの虹色の鉄塔が見え始めた。

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