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デビルタウン物語  作者: 明日こそはシンデレラ
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SUPERNOVA  サファリス VS ガンダーラ・アンドロイド嬢

ファージ「気分が悪い奴は、時計台に残れ。シーラ、道を案内しろ!!」


シーラ「はい。サファリス、ケバいアンドロイド嬢達に見つからないように、もう少し上昇して、あの超高い高層寺の裏の池の真上に行け!!」


サファリス「了解。」


シーラ「それからサファリス、アンドロイド嬢達の頭の中に内蔵されている携帯で、テレパシーが送れないように、妨害電波みたいなのを頼む。」


サファリス「了解!!妨害電波魔法・発動!!」


サファリスは、金髪の長いウィッグの髪をかき揚げた。


シーラ「その仕草、やめろ!!」


召喚獣・ケンイチ「なるほど。こいつがなぜ副隊長なのか、今やっと分かった。意外とできるな、コイツ。弱いけど。」


サファリスは、時計台を移動させて、池の真上で停止させた。


シーラ「ここから、あの池の真下に飛び込むと、三蔵法師のいる地下に行けます。しかし、地下の地面に足が着くと、アイツの木の根っこに縛りつけられて、地面に吸収されてしまいます。」


ファージ「それにしても、かなり高いなあ。これは、飛び降りるのは無理だろ。」


時計台から池まで、高さ600メートルほどあった。


サファリス「時計台の底の半球水晶の光線で、みんなをゆっくり降ろします。」


秀さん「わしが、一番最初に降りよう。山師は、植物系の魔物の攻撃は、いっさい受けつけない。わしの周囲100メートル以内にいれば、山師シールドで、三蔵法師の攻撃から、みんなを守れる。」


ファージ「じゃあ、最初に秀さんに降りてもらいましょう。」


1階のフォールの床に巨大な魔方陣が現れた。


サファリス「地下に行く者は、その魔方陣の上に乗れ。」


秀さん、ケンイチ、ファージ、シーラ、ジョリーと魔王の騎士50名は、魔方陣の上に乗った。


時計台の底にある、巨大な紫色の半球水晶から青白い光線が出て、秀さんを先頭に、池へと降りて行った。




 天竺 超高層寺 最上階 修行キャバクラ・ガンダーラ 



黒のメイド服のような法衣を着た、ショートヘアのアンドロイド嬢・リリーが、窓際から青白い光線を見て叫んだ。


リリー「小松ママ、空から青白い光が、池に向かって延びてます!!」


小松「え?青白い光?」


小松は、リリーの側に行き、窓越しに青白い光を見つめた。


小松「なぜ池に?ま、まさか!!」


小松は窓を開けて外に顔を出し、上空を見た。


小松「と、時計台!!みんな、接客をやめて!!デビルタウンの奴らが来たわ!!出撃するわよ!!」


小松は、天竺のアンドロイド・キャバ嬢達にテレパシーを送った。


"デビルタウンの奴らが来たわ!!ただちに接客をやめて、出撃しなさい"


小松「あれ?なんで?表示が圏外になってるわ!!クッとりあえず出撃しなければ!!みんな、行くわよ!!」


小松は、ガンダーラのアンドロイド嬢達を20人余り引き連れて、キャバクラの窓から飛び立った。


小松「みんな、アトミック・レーザーで時計台を攻撃して!!私は地下へ行くわ。」


リリー「小松ママ、私も地下へ行きます!!」


サファリス「よし。全員無事、潜水完了!!ん?あれはアンドロイド・キャバ嬢達みたいだな。クソッ早速見つかったか。2体ほど、池の方に行きやがった!!池には行かせない。魔王石、魔のシールド全開!!それから、新兵器・毛細血管魔王砲!!池に向かって発射!!」


魔王砲から放たれた青白い光線は、池の水面に当たると、人間の毛細血管のように池中に広がった。


小松「クッこれじゃあ、池に潜れない!!」


しかし、少しして、毛細血管の光線は消えて、また、元通りの池に戻った。


小松「今のうちに行くわよ、リリー!!」


リリー「はい。」


小松とリリーは、池の中にダイブした。


サファリス「行かせるか!!毛細血管・・・・グワア!!」


ガンダーラのアンドロイド嬢達が、一斉に両手からアトミック・レーザーを時計台に放った。


ガンダーラのアンドロイド嬢・ムスタング「みんな、もう1度、アトミック・レーザーで集中攻撃するわよ!!」

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