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デビルタウン物語  作者: 明日こそはシンデレラ
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STARGAZER  決戦(魔王・勇者・アナザーサイド)

未来草原では、トノサマ率いるバッタ人間達3000人が横並びをして先頭に。次いで、魔王・ワイン率いる魔王の騎士50人、ライン率いる勇者クラブ50人が、水晶人間達の山を目指して歩いていた。


トノサマ「水晶人間達を一掃するときが来た。水晶人間達が全滅するまで、死んでも戦い続けろ。魂となっても戦意だけは失うな!!」


バッタ人間達「おお!!」


魔王・ワイン「私達の目的は、ミラクル・アマゾンに行くこと。無理して戦おうとせず、危なくなったら逃げるように。死んだらダメよ、いいわね!!」


魔王の騎士達「了解です。」


ライン「今日は祭みたいなもんだ。やばくなったら、とっととバックレるぞ。俺達の本業は農業だからな。それから、パールとポーマ、スペクターさんを頼むぞ!!」


勇者クラブのメンバー達「おお!!」


魔王の騎士達と勇者クラブの人達は、誰もがバッタ人間頼みだった。



ザオランは、エディプスにこの間造ってもらった男女の水晶人間30人と、水晶人間達100人を連れて草原に現れた。


ザオラン「な、なんて数だ!!山の守りもいるから、これ以上、ここに仲間を呼ぶわけにはいかない。お前ら、気合いを入れろ!!とりあえず兵士を作るぞ。一人ノルマ、最低10人だ!!」


ザオラン達水晶人間は、自分の左胸に右手を突っ込み、オレンジ色に光る心臓を取り出して握り搾り、あちこちに落ちている岩や石にオレンジ色の汁をかけた。その汁をかけられた岩や石は、身長2メートルほどの顔がない、茶色の岩人間や青色の石人間となって、立ち上がり始めた。1人の水晶人間の心臓から、だいたい10~15人ほどの岩人間や石人間が造られ、水晶人間側の数は、総勢1500人ほどとなった。


ザオラン「ジューサーをここに置け!!これで、アイツ等の戦意を消失させる。」


ザオラン達の前に、巨大な何百人もの人間が入りそうなジューサーが、2個置かれた。


トノサマ「なんだ、あれは?気をつけろ。何らかの科学兵器かもしれん。」


魔王・ワイン「なにあれ?なんか嫌な予感がするわ。」


ライン「さあて、かれこれ歩いたし、みんな、もう帰るか?なんか・・・・・やばそうだし。」


ザオランは、2人の水晶人間の男達をジューサー係に任命した。


ザオラン「お前達2人は、死んだバッタ人間や人間達を集めて、このジューサーに放り込んでシェイクしろ!!この様を見たら、恐怖に刈られて逃げ出すバッタ人間や人間達が出てくるはすだ。他の者は俺に続け!!アイツらを殺して殺して殺しまくるぞ!!いくぞ!!」


水晶人間達「おお!!」


水晶人間達、岩人間達、石人間達は駆け出した。


トノサマ「来るぞ!!いくぞ!!1人残らず皆殺しだ!!」


バッタ人間達「おお!!」


バッタ人間達も駆け出した。


魔王・ワイン「水晶人間達が来る!!出でよ!!マンモス・オブ・チャンピオン!!」


巨大な50頭のマンモス達が、魔王の騎士達の前に現れた。


魔王・ワイン「みんな、そのマンモスに乗りなさい!!」


魔王の騎士達は、巨大なマンモスに乗った。


魔王の騎士隊長・ファージ「退魔の剣・レプリカで魔のシールドを張れ!!」


魔王の騎士達は、剣の柄のボタンを押して、魔のシールドを張り始めた。


ライン「マンモスとかありかよ。なんか祭どころじゃなくなってきたぞ。なんだ?この緊迫した雰囲気は・・・・みんな、かなりやばそうだから、スペクターさんの後ろへ。」


勇者クラブの人達は、スペクターの後ろへ下がった。


スペクターは右足を外してライフルを出し、アプリ・モニカを立ち上げた。


パーマとポーマは、スペクターに肩を貸して、スペクターの足代わりとなった。

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