表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デビルタウン物語  作者: 明日こそはシンデレラ
116/271

season 2 脅威!!本気になった海王(魔王・勇者・キャバクラ・オールサイド)

ケンイチ「行くぞ!!オラ!!」


ケンイチは雄叫びをあげて、海人達を殴り始めた。ポチとダルタニャンもケンイチの気迫に感銘を受けて、海人達に向かっていった。

ダルタニャン「ニャンニャン(サメの方はいけるが、シャチの方とは相性がいまいち、シャチの方を頼む)。」


ポチ「ワン(分かった)。」


海王「あのゴリラ、いいねえ。」


海王は、ケンイチの闘いぶりを見て胸が踊った。


海王「あいつと闘ってみたい。」




ユキナ「きーめた、これにしようっと。」


ユキナは、白と紺と黄色のチェック柄ネイルシャツを持って、試着室から出て来た。


ユキナ「あれ、店に人が誰もいない。」


ユキナは、とりあえずレジに服を置いて、店の外に出た。


海王「ユキナ、ここだ。」


ユキナ「海王様、わあ、魔物と海人がケンカしてる!!」


海王「ユキナ、ちょっとだけ本気出すから、そこで見ていろ。」


海王は呪文を唱えた。


海王「おいおいおいおい、竜人(りゅうびと)は臭わないんだよ!!」


2センチ程のタツノオトシゴだった海王は、身長2.5メートル程のワニのような顔に、筋肉ムキムキの人間の体に尻尾がついた、竜人になった。海王は、勇ましく闘っているケンイチの所まで、ゆっくりと歩いて行った。


海王(あのゴリラを倒して、ユキナにカッコいいところを見せてやる。)


ユキナ「うわっ顔がワニだし。しかもゴリマッチョで気持ちワルッ」


ユキナは、ますます海王を嫌いになった。


海王「おい、そこのゴリラ、俺とやろうぜ!!」


ケンイチ「いいだろう、お前がボスか?」


海王「そうだ、おい、お前ら、手を出すなよ、1対1のタイマンだ。」


シャーク・サトウ「お前、誰だ?なに俺達のボス面してるんだよ。」


ショージ「調子に乗って、タイマンとかカッコつけてんじゃねえよ、俺達シャチ人間は、カッコつける奴が嫌いなんだよ!!おい、みんな、先にこのワニ野郎からやっちまおうぜ!!ゴリラ、ちょっと待ってろ。」


海王「おいおい、お前ら、俺は海王だ!!」


シャーク・サトウ「何言ってるんだ、海王様は今、タツノオトシゴになってるんだよ、お前、デビルタウンの魔物だろ、海王様を名乗るとは図々しい野郎だぜ!!」


海王(そうか、コイツら、俺のちょっと本気モードを知らなかったんだ、この姿になったのは、20年ぶりぐらいだからなあ。)


シャチ人間とサメ人間の海人達は、ケンイチ達に30人程倒されたが、それでもまだ70人程残っており、ちょっと本気モードの海王に襲いかかった。ちょっと本気モードの海王は、倒されて袋叩きにされた。




メグミ「キミカさん、そろそろ避難しましょう。」


キミカ「ちょっと待って、今いいところだから、もう少しだけ見たい。」


キミカとメグミは、カフェ"魔女の卓球便"の窓際から、闘いの様子を見守っていた。


ユキナ「海王様、仲間にボコボコにされるって・・・・どういうこと?もしかして、人望ゼロ?」 


海王「お前らにはウンザリだ!!お前らみんな、皆殺しだ!」


海人達「うわあ、吸い込まれる!!」


竜人だった海王は、暗黒の小さなブラックホールになり、海王に群がっていた海人達を吸い込みながら、ゆっくりと、少しずつ大きくなりながら、空に上がった。そして、デビルタウンを覆い尽くすぐらい巨大なブラックホールになった。


海王「リヴァイアサン・ブラックホール!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ