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異世界に五人の勇者が集まって。  作者: 邪神Q
プロローグ?
2/4

勇者募集中とあったので

今は既に春休み終盤、提出する物は全て仕上げ、後は何もしなくても良い段階まで

やった俺は今ネトゲをしている。


べ、べつにリアル(現実)友達がいないわけじゃない。 殆ど、いないだけだよ?



時間は大体午前三時、今ギルメンとPTを組んでいたが奴らも もう落ちる時間だ

一人で遊んでいても良かったが行きたいフィールドの適正レベルが足りないので

最近ギルドに入ったニュービー(初心者)

の育成は明日に、という約束だけして別れた。

その後俺はしばらくネットをしていたが...流石に眠気がヤバい


「・・・そろそろ寝るかな」


そういいながらPCをシャットダウンしようと終了アイコンにカーソルを乗せた瞬間、

今見ていたページが勝手にリロードされ

表示されたのはさっきまで見ていたページと違うページだった


"何も触ってないはず"・・・そんなことを考えていると

今度はPCのスピーカーから音がしてきた

その声は中性的な声でこう言った


"Welcome to NEXT World!

 And Get a new Life"


「..."次の世界にようこそ、そして新しい命...いや人生を"か。」


声がエコーを残しながら消えた後 更にページが更新され、今度は何か募集をしている

旨が書かれていたページに切り替わる

普通ならこんな物を見つけても消してしまうだろうが、

そのページの冒頭に書かれている一文を見つけて気が変わった。


 -世界を救う勇者募集中-


更に下にスクロールすると

 その世界がどういうものか書かれていた


・文明レベルは"多分"中世

・ある程度の能力優遇

・魔法あり

・etc..etc..。

「てか多分てなんだ、募集するのにこんなので良いのか?」


他にも色々書かれていたがやけに多分、とか大体、とか多かった

でも、応募するだけなら・・・と自分は思っていた

   ----その時は、止められるのはここまでだったのに。


気づくと歪で歪んだ黒と灰色のモノトーンな景色の中にいた


「…いったいここは何処なんだ?」

ここに来る直前の記憶が抜けている。

というより思い出そうとするとふっと消えてしまうような...

そんなことより今の状況はいったい何なんだ。


「まず今分かることは、いつの間にかここにいる。それと…何も分からないぐらいだ」


つまりこんな事になった理由は自分でも分からないということだ

ここで立ち止まっていても何も変わらない。そう考えた俺は


「...歩いてみよう。こんなところに人がいるわけ無さそうだけど・・・とりあえずなにか

 していたら夢だったら覚めるかもしれない」

歩き始め1時間ほど、少し疲れてきた。そして景色は相変わらずモノトーン

 何も収穫がない。


「行けども行けども一向に変化無しか・・・」


それどころか同じ場所を回っているような気さえしてくる

―――もしかしたら本当にそうだったも知れない


「疲れるんだから夢では無さそうだって事は分かったけど、これから」

 どうするか、と言いかけた所に後ろから声が掛かる


「おい、お前人間か?」


呼ばれて振り向いてみればそこには


「..."あんたら"もいつの間にかこんな所に連れ込まれたクチか。」


「・・・・・・・え?」


・・・まだ乾ききっていない血に濡れたナイフを一振り持った、女がいた

そういう事で召還されたらしい主人公。

開始早々いきなり怪しい人間とエンカウントしたが・・・

...生き残れるのか?



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